中学校の卒業式に行った。


上の子のイベント事は、

親としての経験が初めてだから

感動もひとしおだけど、

下の子の時は、1度経験済みだから

正直ちょっと感動が薄れちゃう。

子供から親に向けた手紙が用意してあって

それを読んだ親御さん達が涙してたけど、

うちの子のは笑わせる為に書いてあった。

あの子らしい。

普段、面と向かって言えない事を

手紙で伝える機会がもらえてありがたい。


式典で、卒業式の歌を聞けた。

上の子の時は、感染対策で省略されてた。

久々にこういった式典で歌を聞いた。

泣きながら歌ってる子を見ると、

こっちまで涙が出そうになる。

若い人は未来が大きく広がってるなぁと

感慨深く思う。

自分が歌ってる側だった時は

式典での歌に差程の思いも無かったけど、

聞く側になるといろんな想いが重なるので

やはりこう言う歌はいいなぁと思う。


授業が成立しなかったり荒れた学年と言われた子達だった。

髪が金色の子がいて、

その子の友達が

金髪くんが卒業式に出席できるように

黒く染めるスプレーを準備してきてて

トイレで染めてあげてたそうな。

優しい友達がいてよかったね。

女子トイレもお化粧する子で大混雑だったそうな。


ホームルームで担任の先生が泣いてた。

若い男性の先生。

「先生は教師と言う職業が大好きです」って

言ってたけど、本当にそうだろうと感じた。

先生と言う職業は、好きじゃないと続かないだろうなと思う。

若い先生には、若いなりの良さがある。

生徒との心の距離が近い。

一緒に成長してるところがいいなと思う。



先生が、

「この学年を3年間受け持てた事が、

僕の自信になる。しかも楽しく。」と話してた。

怒らなかったらしい。

悪い事をしてる生徒がいたらじっと見つめて

自分でその後どう行動するか促すために

口を出さず見るだけにしてたそうだ。


答辞の中で、「1番の思い出はやはり修学旅行です」と言ってた。

うちの子、修学旅行で熱が出て夜中に長崎まで迎えに行った。

もし、うちの子が検査で陽性だったら

その時点で旅行は中止になってた。

本当に危なかった。

1番の思い出だ。


祝電を貼ってあったコーナーに『祝詞』と書いてあったのを

「のりと」と読んだ自分がいた。

あぁ゛。。。