ニッポンがTPPに参加するのかしないのか、随分議論になっています。
論調としては、韓国とかアジア各国に遅れをとらないためにも、ニッポンもこの枠組み参加しないといけない、というむきが大勢のようですね。
でも、このロジックって、本当にそうなんでしょうか?
ヨーロッパが、ユーロという経済圏の統一を志向して、今、大きな壁にぶち当たっていますが、それは考慮にはいっているんでしょうか?
世界が、パンゲア的に一つの方向に修練していくことって、何かとても危険な匂いがしてしまいます。
去年、名古屋で議論された「生物多様性」という考え方の重要な1つの要素として、いろいろな生物の、いろいろな営みが複雑に絡み合って、地球環境は成り立っているのだから、CO2の排出量を、たくさん使っているところは、あまり使っていないところから買い取ればいい、なんて発想は、成り立たないんだよ、って話があったように記憶しています。
ちょっとニュアンスは違うのかもしれないけれど、経済活動とか、国ごとの産業のあり方とか、価値観とか、そういうものの多様性を認め合うことと、TPPって、なんとなく矛盾しているような気がしちゃうんですよねー。
もっと広い視野で、枠組み自体を見直さなきゃいけないんじゃなかろうか。