なんだかんだ言って、今月は結構映画観てますねーw。

ひまなんかいな>おれ。


さて、それはともかく。


はい、こちら。ジブリ作品です。言うまでもなく。


舞台は昭和30年代後半の横浜。港を見下ろせる高台にあるとある高校と、その近所で、下宿屋を営む老女を手伝い、勉強のかたわら下宿屋もキチンと切り盛りする主人公の少女。

今回、登場人物には、妖精や小人や動物や魔法とかは一切登場しません。(あ、言っちゃった)


そう、ジブリ作品には珍しい方に属するリアルな設定の映画でした。

それでも、そこかしこにジブリらしさは健在で、ジブリ作品ヒットの方程式と言える、快活な少女の心の成長と周りの大人までを巻き込んでの大活躍が、テンポ良く展開されていきます。

宮崎さんって、ほんと、こういう女の子の主人公、好きですよねw。なんか、そういう愛情が、ストーリーのあちらこちらからにじみ出てきます。

物語のベースラインは、高校の文科系のクラブが部室として使用している「カルチェラタン」という名前の古い建物を、学校側が建て替えようとしていることに、反対して団結する男の子達に、主人公の少女が、徐々に関わりを深め、最後には、その建て替え反対運動の主役になって大活躍する、というお話。

そこに、ちょっぴり切ない純愛ストーリーもまぶされています。このあたりのテーマを真正面から取り上げた点もジブリとしては珍しい、新しいチャレンジなのかなという感じがしました。

全体としてどうかといえば、ジブリ的なファンタジー要素と、30年代の学生達の熱さみたいなものを描いたリアルな時代背景が意外にマッチしていて、違和感なく楽しめる作品になっていました。

子ども達が見るには、背景情報の理解が難しく、素直に楽しめるかどうか微妙な感じがしますので、やや年齢層は高めの設定かも知れません。その分、違う層にリーチするかも知れないですね。

まぁとにかく、ワタシ的には結構満足のいく作品でした。