田坂広志著

恐らくは若者をターゲットとした、人生哲学的な講話集です。

話し言葉ですから、するする読めてしまいました。

田坂先生の著作は、かつて「複雑系」というフレームワークが流行った頃に、何冊か読んだ気がします。

途中から「ガイア」とか、ちょっと超実在の世界に走ってしまい、ん?、という時期もありましたが、最近は政府の諮問機関の仕事もしてましたから、健在ですね。

平易な言葉を使ってはいますが、内容はとても深く、集中力を研ぎ澄まさないとしっかりと理解できない、そんな知的な格闘が楽しめる書き手だと思います。

本書では「なんのために仕事をするか」という問いに、様々な角度で答えを導いていきます。

仲間、成長、責任。

日々の喧騒で疲れてしまった時の心の洗濯にもなりそうです。