ヤスダーにならなかったら、一ミリも触れなかったであろう唐十郎作品。
昨年の【少女都市からの呼び声】で初体験。
何通りもの解釈が出来て、ちょっと難しい話ではありましたが、最後のビー玉の演出など素直にキレイだなぁと思える部分もある作品でした。
そんな世界を生み出した唐十郎さんが昨日お亡くなりになりました。
今日のカテコでは安田くんが唐さんへ想いを込めた動きをしたそうで。
朝、目覚めて、ステージに立てる奇跡。
唐さんとの出会い。
演劇の未来。
いろんな想いを届けたんだろうな。
少女都市からの呼び声のパンフレットを読み返してみました。
演者にも難解な作品。だから正解はないし、無限の表現がある。
今、あのメンバーで再演されたら、また違った世界観になるかもしれないな。なんて考えながらいろんな場面を思い出していました。
あのタイミングで安田くんが唐作品の主演になったのは必然でもあり運命だったんだろうね。
唐さんの息子の佐助くんも最期に立ち会えたみたいでよかった。
悔いのないよう想いを伝えられていればいいけど。
唐さんは次の世界でも独特な世界観の演劇を作り、演じて楽しんでいくことでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。