皆さんこんにちは。
前回とは違って今回はほんの少し楽しいはずです。
基礎の基礎をれくちゃーするので、しっかり覚えてください。(ポテチでも食いながら)
前回何をしたかと言いますと、コンパイラをインストールして、ソースコードの作成をしたというところまでやりました。
ソースコードとは、「プログラムを記述する(した)紙」みたいに思っててください。
それでは前回プロジェクトを、分かりやすいところに作成してくださいと言いました。
その場所にいきましたら、「○○.sln」というものがあると思います。(○○には自分でつけた名前が入っています。)
・・・今更なのですが、拡張子(.mp3、.jpgなどの、ファイルの後ろに付いているもの)が、表示されていないって方は→コチラ
slnとはソリューションファイルと言い、このファイルで、「プロジェクトの管理」をしています。
ソリューションファイルの詳しい説明は省かせていただきます。(というか私もよく分からないです。)
では、ソリューションファイルを開いてみましょう。
cppファイルも追加したので、これでもうプログラムを書く準備は万全です。
それでは、cppに以下のプログラムを入力してください。
#include <stdio.h>
#include <conio.h>
int main(void)
{
printf("Hello world");
_getch();
}
※各記号の入力の仕方が分からない方は申しわけないですが、ググってきてください。
書けましたら「F5」キーを押してください。
デバッグが開始され、黒い画面が出てくると思います。
左上に「Hello world」と出ていればOKです。
※黒い画面が出ない方は、ビルドエラーが検出されているかと思います。
「ビルドエラーが発生しました。続行して・・・・・」というウィンドウが出てくるので、「いいえ」を選択してください。エラー箇所に赤い波線が引かれるので、間違えている箇所を修正してください。
エラーを出すのも勉強になると思います。下部にある「出力」のところにエラーメッセージが出るので、メモしてみましょう。
無事「Hello world」という文字が出せましたか?
初めての方は、このプログラムを見て「わけがわからないよ」状態に陥ったのではないでしょうか?
上から説明していきますと、
#include <stdio.h>
#include <conio.h>
この二つはインクルード文と呼ばれるもので、ヘッダーファイルというプログラミングに必要な辞書をインクルード(呼び出す)してきています。
上のはスタジオ.エッチ(意味深)みたいに読む人がいますが、正確には「スタンダード アイオー ヘッダー」と読みます。
下のは読み方忘れましたすいません。
conio.hでプログラムの後ろのほうにある「_getch();」を使えるようにしています。
「#include <stdio.h>」と「#include <conio.h>」は毎回使うので必ず覚えてください。
「#include <conio.h>」と「_getch();」はセットで使うので要チェック。
では、その下の
int main(void)
{
}
を見ていきます。
<読み方>
int ・・・イント
main・・・メイン
void・・・ボイド
この「{ }」の中にプログラムを書いていくわけです。
必ず覚えましょう。
ここでは説明を省きますので、質問等あればコメントでお願いします。
では、
printf("Hello world");
を見てください。
<読み方>
printf・・・プリントエフ
これは実際にプログラムを起動させてみて分かったと思います。
そう、文字を表示するプログラムです。
表示する文字は「""」で囲まなければいけません。 ※「"」はダブルクオーテーションといいます。
そして、最後に「;(セミコロン)」がついていますが、これはプログラムの終端を意味しています。
これが無いとエラーが検出されるので注意が必要です。
その下の
_getch();
ですが、これが無いと実行結果が確認できません。
_getch();は、「何かキーが1回押されたらプログラムを終了」という役割を持っています。
これが無いと、プログラムは開始から終了まで一気に突っ走ってしまいます。
一回_getch();を抜いて試してみてください。
さて、一通りの説明が終わりました。
今回やった内容は全て意味を理解しておくと、今後のためになると思います。
尚、この講座では茶菓子流のプログラミングなので、他のサイトで見たものとは異なっていると思います。
どちらも間違えでないですし、やり易いほうを選んでいただけたらなと思います。
次回もprintfをやっていきます。
ゆっくり、じっくり、着実にが、この講座のモットーですが、もしも分からない点や、おかしな点がございましたら、コメントをお願いします。
では今回の講座は終わりです。お疲れ様でした。
あ、コンパイラはデバッグしたならば閉じて構いません。