皆さんこんにちは。


前回とは違って今回はほんの少し楽しいはずです。

基礎の基礎をれくちゃーするので、しっかり覚えてください。(ポテチでも食いながら)


前回何をしたかと言いますと、コンパイラをインストールして、ソースコードの作成をしたというところまでやりました。


ソースコードとは、「プログラムを記述する(した)紙」みたいに思っててください。



それでは前回プロジェクトを、分かりやすいところに作成してくださいと言いました。

その場所にいきましたら、「○○.sln」というものがあると思います。(○○には自分でつけた名前が入っています。)


・・・今更なのですが、拡張子(.mp3、.jpgなどの、ファイルの後ろに付いているもの)が、表示されていないって方は→コチラ



slnとはソリューションファイルと言い、このファイルで、「プロジェクトの管理」をしています。

ソリューションファイルの詳しい説明は省かせていただきます。(というか私もよく分からないです。)


では、ソリューションファイルを開いてみましょう。



ソフトウェア開発がしたい!(仮)-Ckouza005


cppファイルも追加したので、これでもうプログラムを書く準備は万全です。


それでは、cppに以下のプログラムを入力してください。



#include <stdio.h>

#include <conio.h>

int main(void)

{

printf("Hello world");

_getch();

}



※各記号の入力の仕方が分からない方は申しわけないですが、ググってきてください。

書けましたら「F5」キーを押してください。


デバッグが開始され、黒い画面が出てくると思います。



ソフトウェア開発がしたい!(仮)

左上に「Hello world」と出ていればOKです。


※黒い画面が出ない方は、ビルドエラーが検出されているかと思います。

「ビルドエラーが発生しました。続行して・・・・・」というウィンドウが出てくるので、「いいえ」を選択してください。エラー箇所に赤い波線が引かれるので、間違えている箇所を修正してください。

エラーを出すのも勉強になると思います。下部にある「出力」のところにエラーメッセージが出るので、メモしてみましょう。


無事「Hello world」という文字が出せましたか?

初めての方は、このプログラムを見て「わけがわからないよ」状態に陥ったのではないでしょうか?

上から説明していきますと、


#include <stdio.h>

#include <conio.h>


この二つはインクルード文と呼ばれるもので、ヘッダーファイルというプログラミングに必要な辞書をインクルード(呼び出す)してきています。


上のはスタジオ.エッチ(意味深)みたいに読む人がいますが、正確には「スタンダード アイオー ヘッダー」と読みます。


下のは読み方忘れましたすいません。

conio.hでプログラムの後ろのほうにある「_getch();」を使えるようにしています。


「#include <stdio.h>」と「#include <conio.h>」は毎回使うので必ず覚えてください。


「#include <conio.h>」と「_getch();」はセットで使うので要チェック。



では、その下の


int main(void)

{

}


を見ていきます。


<読み方>


int ・・・イント

main・・・メイン

void・・・ボイド


この「{ }」の中にプログラムを書いていくわけです。

必ず覚えましょう。


ここでは説明を省きますので、質問等あればコメントでお願いします。



では、


printf("Hello world");


を見てください。

<読み方>

printf・・・プリントエフ


これは実際にプログラムを起動させてみて分かったと思います。

そう、文字を表示するプログラムです。


表示する文字は「""」で囲まなければいけません。 ※「"」はダブルクオーテーションといいます。


そして、最後に「;(セミコロン)」がついていますが、これはプログラムの終端を意味しています。

これが無いとエラーが検出されるので注意が必要です。


その下の


_getch();


ですが、これが無いと実行結果が確認できません。

_getch();は、「何かキーが1回押されたらプログラムを終了」という役割を持っています。

これが無いと、プログラムは開始から終了まで一気に突っ走ってしまいます。

一回_getch();を抜いて試してみてください。




さて、一通りの説明が終わりました。

今回やった内容は全て意味を理解しておくと、今後のためになると思います。

尚、この講座では茶菓子流のプログラミングなので、他のサイトで見たものとは異なっていると思います。

どちらも間違えでないですし、やり易いほうを選んでいただけたらなと思います。


次回もprintfをやっていきます。

ゆっくり、じっくり、着実にが、この講座のモットーですが、もしも分からない点や、おかしな点がございましたら、コメントをお願いします。


では今回の講座は終わりです。お疲れ様でした。


あ、コンパイラはデバッグしたならば閉じて構いません。