『ラストフレンズ』の、
上野樹里さんのあの輝きっぷりは、
いったいなんなんでしょうね・・・。
毎週毎週、思うわけです。
「あー、樹里ちゃんかわいい。」
昨夜も思ったわけです。
「あー、樹里ちゃんの表情、せつない。」
あやうく涙を流しそうになりましたよ、
そんなシーンでもないのに(笑)。
個人的には瑛太さんがとても好きで、
あの、すーっと入ってくる、お芝居がとても好きで。
役者さんによっては、
芝居がかった表現を得意とする方もいらっしゃると思いますし、
作品の内容にもよるのですが、
あー演じてるなー、今感情を表現しようとしたなー、
と頭が動いてしまうと、気が散って集中できなかったりします。
瑛太さんにはそれがなく、
言葉がすーっと、表情がすーっと、
頭にひっかかることなく、心に届く、
そんな感じ。
・・・あ、『アンフェア』の最終回を除いては(笑)。
だから、瑛太さんと樹里ちゃんの二人のシーンは、
毎回毎回純粋にいいな~と思います。
安心して見られるって表現はちょっと違うかもしれないのですが、
でも、雑念なくお話に入り込めるという、安心感があって。
もちろん内容的に、
今まで二人のシーンは朗らかなことが多かったんですが。
でも、ほら、
昨日の最後のシーンとか、けっして朗らかではないですし。
でも、やっぱり、
安心して見ることができました。
安心してドキドキすることができました。
安心して、
「タケル~言っちゃダメだよ~」
とワナワナすることができました。
初回はそれほど期待して見たわけではなかったのですが、
次の展開が気になるストーリーと、
お二人のお芝居に心惹かれて、
『おせん』と並び、毎週欠かさず見ているドラマです。
美知留の傷、瑠可の傷、と順々に触れてくる中で、
タケルはそれを支える存在としての描かれ方が多かったのですが、
これまでやんわりとしか出てこなかったタケルの傷も、
そろそろ真相に向かって進んでいくようで、
来週あたり、とても楽しみです。
今まで、わりと冷静だったタケルを、
傷があらわになっていくにつれどう表現するのか、
瑛太さんのお芝居にも、とても期待です。
樹里ちゃんの瑠可は、
男まさりな役を演じているとか、そういう表面的なことではなく、
叶うことのない想いを抱えてやりきれない感情とか、
他人ではなく自分自身を疎ましく思う苦しみを
誰にも言えずに生きている痛みだとか、
その一方で、最愛の人を想う愛情とか、
最愛の人を守ろうとする絶対的な強さだとか、
そういう心の動きをとても繊細に表現していることに、感銘を受けます。
映画『虹の女神』の前半部分で、
日常という空間に生まれる会話を
ここまで自然に表現するかと衝撃を受けたことは
今でも鮮明に憶えていますし、
ドラマ『のだめカンタービレ』で、
おもしろくも愛おしいキャラクターを作り上げたことはもちろん、
ひとつひとつのセリフが、こうも心をくすぐるかと感動し、
毎話繰り返し見てしまったことも思い出されます。
上野樹里というその人がわからないほど、
いつも役の印象を強く残すお芝居をされるので、
今回の瑠可も、
今後どう変わっていくのか、とても楽しみです。
・・・春は、火曜と木曜がドラマデーってことで。