【6.08 3000人の鱗事件】




昨夜、行ってきました。


SPACE SHOWER TV presents VOICES ~秦基博~


@日比谷野外音楽堂。




弾き語りあり、バンド編成ありの2時間。


<VOICES>の名のとおり、


秦基博の声に全身で酔いしれる、そんな素敵な夜でした。




こんなにも純粋に、


歌声だけで気持ちが震えたのは、


いつぶりだろうかと。




もしかしたら、初めてなのかもしれません。







『やわらかな午後に遅い朝食を』で始まる弾き語りパートは、


秦基博の声を、ギターの音一本で堪能できる最高の時間。


初めて肌で感じるその歌は、衝撃にも似た感情を心に宿す。


『青』『dot』とカップリングの名曲が続き、


『君とはもう出会えない』では伸びのある声にじっくりと耳を傾ける。


秦基博の”声”を味わうために、余分なものは一切排除した状態。


この上なく、至福の時間。




太陽が顔を隠し、会場全体が夜に包まれる頃、


「このときを待っていました。」


の言葉とともに披露された、『トレモロ降る夜』。


外に解き放たれた空間だというのに、


ここには秦基博の声と、


彼を照らす白い光だけが存在するかのような錯覚に。


夜がくれた、不思議な空間。




「そろそろ皆さん、何かしたい頃じゃないですか?」


秦くんの呼びかけにより、手拍子が始まる。


みんなが刻むリズムに、秦くんがギターを重ねようと・・・


「ん、ちょっと早いな(笑)。」


もう一度、秦くん自ら手拍子を指南。


「そう、そう。走らないでね(笑)。」


リズム隊はお客さん、ギターボーカル・秦基博。


ファン冥利に尽きる編成で、


『Baby, I miss you』は披露されました。







ここから、バンドを随えた後半戦・・・


に行く前に、サプライズでゲストが登場。


「スペシャルゲスト!大橋卓弥!」


と紹介する秦くんの声をかき消すように(笑)、


お客さんのキャー!という歓喜の叫びが。


隣の席の友人に、


「この歓声は・・・秦くんに失礼だろう(笑)。」


と冗談でささやきましたが、


ほんと、オープニングの秦くん登場!!な瞬間より、


場内・・・黄色い歓声が飛び交ってました(笑)。


ま、昨夜の主役、秦くんがですね、


あまりにふっつーに登場したんですよ(笑)。


特に音もなく、フリもなく、


すーっと歩いていらっしゃって、


すーっとステージ中央に辿りつき、


すーっとギターを肩にかけまして、


見ているこっちも、


誰かの拍手で秦くんの登場を知り(笑)、


つられて拍手をしたものの、


なんか、こう、わーみたいな声とか、


出すタイミングを完全に逃し、


一瞬の静まりを経て、


一曲目が始まってしまいました(笑)。


こんなに地味な、あ、いい意味で、完全にいい意味で、


こう、こんなにも庶民的なオープニング、


見たことないってくらいに普通だったんですよ、


だからいい意味で。




だもんで、


大橋氏登場時のハイトーンな歓声は、


個人的には、


絶妙におもしろかったです(笑)。




でも、


二人の『そろそろいかなくちゃ』はワタシも好きで、


CDで聴いたり、ライブ映像を見ているときから、


いつか生で聴けたらなーと思っていたもんですから、


まさかの大橋氏登場に、


「聴けちゃう?あの曲、聴けちゃう?」


と、浮き足立ったのは言うまでもありません(笑)。




そして、期待が膨れに膨れたところで始まった、


秦基博×大橋卓弥の『そろそろいかなくちゃ』。







・・・・・・。






んー、


あのー、


えーっとですねー、、、





大橋氏に、もうちょっと頑張っていただきたかった(爆)。







ご本人様も


「着の身着のまま、出ちゃいました。」


とおっしゃっていたので、


本当に急遽、出演が決まったのかもしれませぬが。


準備も不十分だったのかもしれませぬが。




それにしたって、


歌い出しからピッチ、グデングデンでしたよ・・・?


二番で秦くんが歌い出したら、


「あー、やっぱ素敵な曲だわー、うまいわー。」


とホレボレしてしまいましたが、


サビでハモリが重なると、


気持ーち不協和音、醸し出してましたよ・・・?




ま、ま、ま、


この曲が聴けたこと自体、


素敵すぎるプレゼントでしたから、


なんだかんだ言っても嬉しかったんですけどね(笑)。







そして、迎えた後半戦。


バンドメンバーが登場し、セッション×セッション。


その間、「何が来る?一発目、何から来る?」と、


期待はぐんぐん高まります。







この日一番の期待を背負い、


色めきたつ会場に放たれたのは・・・











『鱗』 !!!!!!!!!!







この曲を聴くために、


このライブへ来たと言っても過言ではない、


そのくらい、大好きな曲。


ライブへ行きたいとまで思わせるほど、


秦基博を好きになった、


キッカケの一曲。







・・・はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。







あらゆる感情が駆け巡り、


もう、完全に、虜でした。


鳥肌を通り越して、身震いさえも。


心まで震えっぱなしでした。






『鱗』の感動が覚めやらないうちに、


独特のリズムが印象的な『赤が沈む』へ。


こんなにも、


「おー、バンド編成であるべきだなー。」


と感じた曲はなかったかと。




ここから、アップテンポなナンバーが、


『シンクロ』『色彩』と続きました。


特に『色彩』は、楽しかったですねー。


あのイントロは否応なしにテンションが上がりますし、


Aメロの”色彩”を表現した照明も素敵で。


それから個人的には、


サビのリズムの変化に身を委ねるのが、


何とも心地よいのです。


この二曲、そして、


メンバー紹介をはさんで披露された『キミ、メグル、ボク』で、


場内の盛り上がりは最高潮に。




興奮の後に、新曲『虹が消えた日』。


いやー、この曲、


思っていたより好きかもしれないです。


CDで聴くより、テレビで聴くより、


ずっとずっと心を掴まれました。


ずっとずっといい曲に思えました。




空まで突き抜けるように真っ直ぐな声が、


特にサビの部分で響く声が、


一瞬で全身を鳥肌に・・・。


これは夜も更けてきて寒いからなの?


それとも不意に感動しているからなの?


と自分でもわからないくらいに。


胸のドキドキからして、


思ってもみなかった人に恋をした瞬間のような(笑)、


思ってもみなかった曲が心に突き刺さった瞬間でした。




弾き語りに戻り、本編最後の曲となったのは、


Sg「鱗」のカップリング曲、『プール』。


この曲、とても好きです。


特に出だしの、「陽射しは水の底まで~」のあたりが


ついつい口ずさんでしまうくらいに好きで。


まさか聴けると思っていなかったので、


これまた不意打ちに感動。


秦くん自身の声も、


『虹が消えた日』あたりからさらに透き通った気がして、


この『プール』は、


涙を誘うくらいに、心に届いてきました。


本編を締めくくるには、最高の一曲でした。







そして、アンコール。


変わらぬ穏やかな笑顔で、再び登場した秦くん。


「”VOICES”ということで、皆さんの声も聞きたいなと。」


という声で沸き立つ場内。


「『鱗』を、みんなで歌いたいなと。」


の言葉を聞き、ワタシもテンションがあがりました。


だって、できたら『鱗』、弾き語りで聴きたいなと、


思っていたんだもの・・・。


だから、てっきり、みんなも歌いーの、


秦くんも弾き語りーの、な企画かと思ったら。




あれれれれ?




出だし2小節くらいを歌ったら、


お客さんに委ねちゃったよー(笑)?




あれれれれ?




サビではマイクの前を離れ、前に出てきちゃいましたよー(笑)?




そうか、1番はこんな感じか。


なるほど、なるほど。


1番はみんなに任せ、2番は秦くんが歌い・・・




あれれれれ?




2番もお客さんに委ねちゃったよー(笑)?


1小節も歌わずしてだよー(笑)?




あれれれれ?




しかもみんな、歌詞あやふやだよー(笑)?


それ、1番の歌詞だよー(笑)? 


困った挙句に「ルルル~」だよー(笑)?




もう、あまりにグダグダの事態に、


それを秦くん自身が楽しんでるとしか思えず(笑)。


敢えて、


放置プレイにしたとしか思えず(笑)。




失敗を通り越して、


ある意味成功に終わったこの出来事を、


秦基博は、


『6.08 3000人の鱗事件』


と呼びました、とさ。







ゆるさの極みに至ったところで、


弾き語りで歌い上げた、『僕らをつなぐもの』。


秦くんの思いを乗せて、


この2時間を締めくくった最後の一曲は、


ゆるみきったワタシの心に、


じんわりと、深く、沁み入ったのでした。




全17曲、VOICES。




シアワセな時間をありがとう。









≪SET LIST≫


1.やわらかな午後に遅い朝食を


2.青


3.dot


4.君とはもう出会えない


5.トレモロ降る夜


6.青い蝶


7.Baby, I miss you


8.そろそろいかなくちゃ with 大橋卓弥


9.鱗


10.赤が沈む


11.シンクロ


12.色彩


13.キミ、メグル、ボク


14.虹が消えた日


15.プール



En.1 3000人の鱗


En.2 僕らをつなぐもの