今日は 本当はレッスンの日でしたが、生徒さんの周りにも
インフルエンザの猛威はやってきており レッスンは延期となりました。
ちゃえんの周りには、まだ インフルエンザは来ていませんが
時間の問題かと思うと ドキドキです
それでも 我が家では全員ワクチン無しで ここしばらくは誰もインフルになっていないんですよ
さて 今日は 先日見つけたティーポットから。
ふっと見かけた ボダム社のティーポット。
なんと 英国紅茶協会の依頼により開発 と書いてあります!
へ~っ そうなんだぁ と 改めて見てみます。
ボタムのティーポットと言えば、この まるっこいフォルムと プレスが特徴ですよね。
HPも含めて 良く見ましたら、
このポットの特徴は 茶葉を入れる中の茶こしの下部は穴があいておらず、
お茶の抽出が完了したら 上からプレスして茶葉を閉じ込めることが出来るということ。
つまり、好みの濃さになったら、それ以上は 濃くならないように出来るってことです。
発売は 1991年 今から24年前!
日本での紅茶の自由化が 1972年ですから そこから約20年。
なんとな~く 紅茶が世間に、喫茶店に浸透し始めた頃に発売されたものです。
推測するに、このポットは きっとオサレなカフェが採用したり、
海外で使われているのを見たりして、
それが 見た目は良く似ている雰囲気で コレ↓ が紅茶用としても
広く知れ渡るようになったのではないかと。
そうこれ 見た事ありますよね。
昔は これに入って紅茶が出てきたことも良くありました。
これ 本当は何か知っていますか?
まず 器具の名前は 「フレンチプレス」
本来は コーヒーを抽出するためのものです!
でも システムは ボダム社のものティーポットとそっくり!
そっくりというか、ボタム社は 本来持っていたフレンチプレスの技術を使って
このティーポットを作ったのですけれども。
だけど、ボダム社ティーポットと このフレンチプレスの大きな違いは、
下部が密閉されていないということ。
そして、最後までプレスすると ほとんど空間がないとういことです。
それはどういうことかと言いますと。。。
コーヒー粉は、きっと最後までプレスしても きっとこの空間に収まるのでしょうけれども、
茶葉の場合はどうなるかと言いますと。。。。
上から茶葉が ぎゅぎゅぎゅ~!! と 潰されることになるでしょう。
でも空間は 密閉されていないので、
茶葉は絞られて しぶ~い にが~いお茶が出来上がるのでした。
そして それも ずっとお湯は茶葉に触れ続けるので、
2杯目はもっと も~っと渋くなるという・・・・ 残念
ということで このポットは 紅茶にはあまり向いていいませんからね。
というお話でした de ぽちっとな https://www.facebook.com/chaen.teaschool
ボダム社のティーポットの説明には
紅茶に限らず どんなお茶にもおすすめで2杯目も美味しく淹れられる
とありましたが、 緑茶も中国茶もしっかりお湯切り出来ない茶葉で、
2杯目が美味しく淹れられるかは 少々疑問でありました。
もし1杯目をしっかりお湯切り出来るとすれば、それはそれで茶葉を絞っていることになりますから・・・・
ごめん ただ使ったことが無いので 真相はわからないのですけども