広島アンデルセン主催で行われた「プロビさんのお茶会へようこそ」というセミナーへ行ってきました。
この広島アンデルセン 全国で見るパン屋さん「アンデルセン」の本店(のハズ)でございます。
本通りにある広島アンデルセン、
1Fにお花屋さんやパン屋さん、ワインにテイクアウト用のおいしそうなお惣菜屋さん、cafeなどがありとっても素敵な雰囲気です。
2Fはビュッフェやレストラン、3Fは雑貨屋さんとセミナールームetc
ビルまるごとデンマークの香りがいっぱい
そんな所で行われた今回のセミナー。
チャイのバリエーションなども教えていただけるということで参加。
この方が プロビさん。
東京でインド紅茶の輸入をされているそうです。
まずはダージリンのファーストフラッシュをいただきます。
やっぱり良い香り~
フルリーフで蒸らし時間が3分だったので、渋みは少なく良い香りがす~っと入ってきます。
「おいし~」の声があちこちから聞こえます。
それを頂いてから、インドのお茶事情を聞きつつインド家庭ではお茶請けとして定番の ・パコラ と ・サモサ の作り方のデモンストレーションしてくれました。
プロビさんの育った地域では、チャイとともに頂くのは甘いお菓子ではなく塩味の物が定番だそうで。。。
といってもインドも広い国。
私の向かいに座られた方がインドの普通のおうちへ招かれた際は、びっくりするくらい甘いお菓子が出てきたとおっしゃっていました。
地域によってもだいぶ事情は違うようです。
サモサを皮に包んでいます。
・パコラ・・・・インド版天ぷら。日本の天ぷらと違うのは、ころもがベイスンというひよこ豆の粉で来ている所。あとはころもに胡椒やチリを入れて、アレンジして野菜につけて揚げます。
・サモサ・・・小麦粉で作った皮にジャガイモとグリンピースなどを入れてあげたものです。皮は餃子の皮で代用OK。
ガラムマサラやクミンシードなどスパイスをたくさん使うのがやっぱりインド風。
そして出来上がったのがこちら。
ケチャップや塩を付けていただきます。
さて、楽しみにしていたチャイですが・・・
お料理に時間がかかって、終了時間ギリギリにお茶をつくりはじめました。
カルダモンの入った冷たいチャイをいただき、次にフレッシュミントを使ったチャイを作ってくれました。
作り方は、ミルクに直接茶葉を入れて煮出すタイプと、濃い目に作った茶液にミルクを足すタイプ。
今回参加された方は、みんな熱心にメモを取り作り方を覚えたいと思って来ている方ばかり。
そんな中でも質問が・・・
「使っているお茶はなんですか?ダージリンですか?」
「カルダモンです!」
カルダモン(@@)? そんなお茶ってありましたっけ?
でも質問者の意図は汲まれることなく、話はどんどん流れていきます。。。。
あぁ~ みんなは「カルダモン」とメモを取ります。 あぁ~
そんなばかな。。。。
さすがにちゃえん、黙ってはいられなくなりまして・・・・・
小さな声で「お茶はアッサムを使っていられると思いますよっ」とついつい話してしましました。
後からわかったのですが、「カルダモン」というのはチャイ用にはじめからブレンドされた商品の名前でした。あちゃちゃ~。
スタートのダージリンを頂いた時から「高いお茶は3回くらい飲めま~す」と言って2せんめをサーブしてくれた時から、ちょっとだけ「!?」と思っていましたが・・・
チャイのレシピも無く、出席者のみなさんが水やミルク、茶葉の分量も質問するも6かな?7だったかな?「お好きなように~!!結局は好みですから、自分で何度か作ってみてくださ~い」で締めくくられました。
お国柄もあるでしょう。家庭料理なので、レシピもあって無いようなものなのでしょう。
でもね・・ でもね・・・・
本当に覚えたいと思ってる人たちにとってはどうだったんでしょうか?
そう思うと、私にとってはちょっと残念なセミナーだったことは否めませんでした。
あぁそうだ、フレッシュミントを使ったチャイは爽やかでおいしかったです~
ミントならわさわさその辺にたくさん生えていますし、一緒に煮出すだけでしたのですぐに家でも作れそうです。
興味ありの方、ぜひお試しあれ