いらっしゃいませ



私のblogへようこそニコニコ






続きを書くのが1年ぶりって





どうよ?





もう、前回のお話しを忘れてしまった


そんな皆さまへ

(私自身もです。テヘッニヒヒ



前回のお話しは、こちらからどうぞ👇



第10回




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このシリーズ記事は、
5年前に子宮体癌になった私の
闘病記録日記です。

当時のことを思い出しながら
自身の備忘録として綴っています。



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本題に入る前に


手術を終えてから、今年の1月で5年が経過した訳です。

本来なら『完治』となる訳ですが

私の場合は、再発するリスクがゼロでは無い

という事で、

引き続き通院生活を続けています。


MRIを撮る度、採血で細胞検査をする度に

再発や転移は無いかと

ドッキドキでございます。





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さてさて。


前回は、いよいよ手術当日の、朝の様子を書きましたね。


手術室へ向かうシーンって


よく、ドラマで見るような

ストレッチャーに寝かされて

その周りを家族が囲み、口々に


「頑張ってね!」「大丈夫だよ!」


それを、看護師さんが

「ご家族の方はここまでです。」


家族

「先生、宜しくお願いします!」




みたいなのを想像していましたが…



まさか

自分の足で手術室まで歩くなんてね〜。



しかも

手術室まで恐ろしく遠いと来たもんだ真顔




手術室までの道のりで

頭の中を色んな思いが交差する。


走馬燈とは、この事か?




私は、昔の映画、ビョーク主演の

『ダンサー インザ ダーク』

の、死刑代に向かう時の数え歌が

ずーっと鳴り響いていた。



107Steps




手術室のある本館2階に辿り着いた。

数メートル先には、手術室の赤いランプが 

光っていた。


そして、とうとう手術室の前へ


幅の広い、大きな両開きの自動ドアの前に到着すると

それが左右に、ガーッと開いた。



何と中の待合の様な場所には、自分達のグループとは別に、更に手術着を着た患者と、看護師のペアが、ワサワサと立っていた。



「うへぇ〜! こんなにいるのかよ…」



なんだか、この世の終わりと思い、走馬燈までよぎった自分がアホらしくなってきた。



そう言えば、泣いていたあのお子さんはどこに行ったんだろう?

いつのまにか見えなくなっていた。



「しっかし、寒み〜!」


だって手術着の下はスッポンポン



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係の人が、

「〇〇さ〜ん!!」


すると、呼ばれた人が一歩前へ進み


生年月日と名前を確認し、

さらに奥へと進んで行く


付き添いの看護師さんとはここでお別れ。


別の担当看護師と一緒に進む




そして、とうとう


「チャエカさーーん!!」と呼ばれて


ビクッガーン と、なり


緊張して


「ヘイッ」 と言った。



一緒に来たグループの人達が、ぷっと吹き出すのを聞いたが、それに構ってる暇はない




生年月日を確認し、係の人の後に続く



一緒に来た看護師さんが


「チャエカさん! じゃあお迎えはベッドで来ますからね〜!頑張って👍」



何をどう頑張れと言うのだ。



トボトボと係のお姉さんの後を歩く




手術室って、だだっ広い部屋の中央に手術台があって、2階から偉い人が見てる


そんなのかと思ってた。


「ドラマの中の手術室とかなり違うな〜」


何故なら、自分達が歩く廊下の両側に、それ程広くないガラス張りの部屋がズラーっと並んでいて


その部屋毎に、患者を迎えるべく医師や看護師がテキパキと作業していた。


まるで学校の教室の様だった。




その、右手側のひとつの部屋に通された。




「チャエカさんですね? 

麻酔科医の〇〇です。」



お、先日のイケメン麻酔科医だった




イケメン麻酔科医

「実は、脊髄麻酔はしない事になりました。 点滴からの注射麻酔に変更です。」



※数日前から帯状疱疹にかかってしまい、その事で二転三転、色々あった。(過去記事参照)




もー、なんでも良いわっ!!



看護師

「では、ここに登って下さいね。」


と、手術台を軽くポンポンとする。



手術台は、全面にキッチンのスポンジの様な物がが貼られていてフカフカだった。


ベッドと違い、人ひとり横たわると寝返りが打てないほどの狭さだった。


そりゃ、寝返り打つ訳じゃ無いから当たり前だ



よっこらしょ、と、

手術台に登って横たわると


じんわりと手術台全体が温かくなっていた。


横たわりながら、


「あったか〜〜ああ〜〜い照れ


と言うと、


イケメン麻酔科医

「チャエカさんの為に温めておきましたよ」



惚れてまうやろー❣️




その後、数分間周りで何やら動きがあって



イケメン麻酔科医

「それでは麻酔をかけていきますね〜」


と、

口に透明のマスクの様なものを被せられる



その時私は、後ろで束ねた髪が当たるので、位置を変えたいな〜と思っていたのですが



イケメン麻酔科医

「ハイ、10から逆に数えて行くよ〜」



10


9


8…





その後の記憶は無い。