なんで『child』の複数形は
『child's』ではなく
『Children』なんでしょうかね?
私は今、心が痛いです
テレビを点ければコロナだ、豪雨災害だ…
最近では毎年のように未曾有の天災が起こっていますよね。
私の住む地域では、幸い今のところ、大きな被害もなく暮らせていますが…
昨年は大雨の影響で、この地域にも避難勧告が出ました。なので、今年もまたそんな事態にならないかと心配しております。
実は避難所である小学校が、すぐ裏にあるので、昨年は避難勧告が出ても、ギリギリまで様子を見ておりました。
我が家には犬がおりますので、避難するにも躊躇してしまうのです。
実際、切羽詰まったらそんな事言ってられないのでしょうけど。
その場で慌てない様、具体的に「この場合はどうするのか」等を家族で相談しました。
九州地方の方々、大丈夫でしょうか?
被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
災害といえば…
東日本大震災は、忘れることのできない、忘れてはいけない、出来事として心に残っていますよね。
実は私も、親戚の叔母さんを津波で亡くしています。
夫の妹は仙台在住なんです。
この震災で、自宅は山の方に在るので、大丈夫だったのですが、勤務先が海の近くだった為、その日、本当に大変な経験をしたと言っていました。
ココからは、義妹の体験談を記しますので
読むのが辛いと思われる方は、飛ばして、又は戻って頂けますようお願い申し上げます。
その日、いつものように出勤して働いていた義妹ですが、午後3時前頃に大きな揺れが、襲ってきたそうです。
立っていられず、棚から物は落ち、天井のパネルは外れて落ち、窓ガラスは割れ…
その恐怖の時間はとても長く感じたそうです。
やっと治ったと思ったら、更に強い揺れが来て、その時「もうダメだ」と心の中で思ったそうです。
何度も来る余震をなんとかやり過ごして、少し気持ちが落ち着いたところで周りを見渡すと、会社の中がグチャグチャで、もの凄い惨状になっていたそうです。
割れたガラスの破片が、足の踏み場もなく散らばり、その場所から動けなかったと言います。
余震は続いていたものの、その場所にずっと居ては危険だと感じた義妹は、兎に角、外に逃げ出そうと思ったらしいです。
義妹の職場は8階建てビルの3階部分にありました。
とりあえず階段で降りようと、そちらへ向かうと、パニックを起こした人達が悲鳴をあげ、泣きながら階段を降りていて、更に恐怖を掻き立てられたそうです。
階段は、上から降りてくる人々で、いっぱいだったので、余震は続いているけど、揺れが弱くなっている事もあり、とりあえず頑丈そうなビルでもあるし、大丈夫であろうと判断して、混乱が収まるまで社内で待機して待とうと思ったそうだ。
そして…
津波です。
ガラスの割れた窓から外を見ると、水が押し寄せてくるのが見えたそうです。
とにかく上へ登らなくては!
必死の思いで上の階へ上の階へと登って行ったと言います。
屋上まで出ると、あれよあれよという間に、1階部分を超えて、2階部分も波が押し寄せ、家やビルを飲み込んでいたそうです。
屋上へ逃げた人々がフェンスの下を見ながら
「早くー!早く上がってこーい!!」
「登れー!登れー!!」
「ああああああー!!」
と、大きく手を振りながら叫んでいたという。
さっき、下へ逃げた人達はどうなったのか?
駐車場の車が玩具の様に流されて行きます。
どんどん水嵩が増してきて、泣きたくなったそうです。ここまで水が来てしまうのではないかと。
でも、幸にして、屋上迄は来なかったので、助かった…と。
でも。
次に起こったのが、火災です。
それもあちこちで。
火事の煙が、避難している場所に流れてきて息が出来なかったそうです。
ひと晩そこで眠ることも出来ずに、過ごしたそうです。
その出来事は一生忘れられないと言います。
義妹の話は、本当はもっともっと具体的で
聞いていて、こちらが苦しくなるほど辛い話でした。
これでもだいぶオブラートに包んで、書きづらい所は端折って書きました。
前置きが長くなりましたが、ここからやっと本題です。
この、東日本大震災の復興ソングとして作られたのが
『かぞえうた』 です。
ドラムのJenさんが「曲を作って配信して、その売り上げを復興支援金として寄付したらどうだろう。」との提案から、桜井さんが作ったんです。
他にも復興ソングは沢山のアーティストが作られていますね。
そして、大体が「頑張れ!」って言うストレートな歌詞の曲が多いですよね。
でも、『かぞえうた』は、「辛い思いをしてる人に頑張れなんて言えない」という桜井さんの優しい気持ちが表れている曲なんです。
言葉を選んで書かれているというか…
被災された方々に寄り添った歌です。
歌詞を見てもらうと分かるのですが、
大サビ以外は『ひらがな』で書いてあります。
イントロは、小林武史(コバタケ)さんのピアノから始まります。
そして桜井さんの歌がゆっくり乗ってきます。
重苦しい暗闇の様なメロディが、歌が進むにつれ、明るく、力強く変わっていきます。
ライブでこの曲を聴いたときは、涙が出ました。
そして、周りの皆んなも泣いていました。
今回は歌詞の解釈はしません。
皆様が自由に感じてみてください。
『かぞえうた』
作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿
かぞえうた さぁ なにをかぞえよう
なにもない くらいやみから
ひとつふたつ もうひとつと かぞえて
こころがさがしあてたのは あなたのうた
たとえるなら ねぇ なんにたとえよう
こえもない かなしみなら
ひとつふたつ もうひとつと わすれて
また ふりだしからはじめる きぼうのうた
わらえるかい きっと わらえるよ
べつにむりなんかしなくても
ひとりふたり もうひとりと つられて
いつか いっしょにうたいたいな えがおのうた
僕らは思っていた以上に
脆くて 小さくて 弱い
でも風に揺れる稲穂のように
柔らかく たくましく 強い そう信じて
かぞえうた さぁ なにをかぞえよう
こごえそうな くらいうみから
ひとつふたつ もうひとつと かぞえて
あなたがさがしあてたのは きぼうのうた
ひとつふたつ もうひとつと ゆれてる
ともしびににた きえない きぼうのうた
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今回は 『夏マスクコレクション』です
夏マスクコレクション
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