菊花令人寿の読み方 | ◆大阪市◆裏千家茶道教室「久咄庵」「龍青庵」宗琳通信 ◆初心者から経験者まで

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月3回、金曜日・土曜日、9時〜17時。

めっきり寒くなった今日、皆様寒さ対策は大丈夫でしょうか?

私は長袖ニットパーカーを着たりしております。


◆裏千家茶道教室「久咄庵」 宗琳通信(試)


菊花令人寿


意味は、

 菊の花は人の寿命を長くさせる。

 中国のある地に、菊花から滴り落ちる露を含んだ谷川が流れていて、その水を飲んでいる人々がけた外れの長寿を保っていたという伝説に基づく語。

(関連)

・旧暦9月9日の重陽の節句

・謡曲『菊慈童』


とのことで、この点には私は疑う余地はありません。


問題は、タイトルの通りその読み方です。

同じ禅語句集によると、


 菊花は人をして寿らしむ (きっかは ひとをして いのちながからしむ)


つまり、「令」を英語で言う S make O C<第5文型?>と同じ


「SはOCさせる」 という形で使い、

 ↓

「SはOをしてCしむ と漢文を書き下して表記する様です。

 ↓

「菊花は人をして寿らしむ


となるそうです。

 菊花令人の寿(きっか れいじんの ことぶき)

という読み方も良く聞きますが、両方OKなのか、謎です。

どなたかご存知なら教えてほしい位です。


皆様はどちら派?


☆ 宗琳 ☆


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