私は活字中毒だった
とにかく最近まで本を読んだ
おいおい、こんな難しい本が解るのかというくらい難しい本も好きだった
ここ最近、携帯で調べるようになり、lifestyleは一変、感性も変わったように思う
特に好きだったのは、旅作家物
実際、有名な旅作家にもコンタクトを取り、直接何度か話もした
海外や、国内での臨場感溢れる彼らの記憶のなかの思い出だった
活字だけで読む、旅物は、私の頭のなかで色んなイメージに変わり、時にすーっと頬に涙が伝う
情景が浮かぶのだ
行ったこともない場所の、その景色が、その風が………そして聞いたこともないジャンルの音楽すら
これが創造力を膨らませる、ということだろうと思った
それは右脳を強く刺激することであり、だからこそ、創造力の欠如した現代人と居ると疲れる
ブログも、簡単に写真を引っ張ってきて載せる
説明も簡単に引用できる
昨日、調べものをしていて、ふと面白くないなぁ………そう思ったし、無感情な人間が多くなったのは間違いなく、パソコンや、携帯の普及だなと思った
やはり、私はprocessを楽しみたいのだなと
そして、私は、仕事以外でパソコンは使わない
まだ、帳面につけているし、手書きはよく覚えているものだ
そして、書く、ということは素晴らしいと痛感する
帳面の情報と、パソコンの情報とではやはり温かみがちがうな、と思う
アナログだと言われるけれど、なるべくまだそれを続けている
多分何処かで意地になっているのかも知れない
でも、言う
私をよく知る周りの人間
デジタル人間もいるけれど、アナログだからこそ魅力的だと
外国の友人にもmayaはprimitiveだと
世界を見回しても、何もかもコンピュータ制御の下に人間がいて、全てそれに頼りきっている
お店もそう、ネットショッピングなんて増えて何でも検索かけて買う
趣もへったくれもない
だから、不要になればまたオークションにかけて売る
便利だとは思う、でもだからこそ職人が居なくなり、店が無くなってきた
そしてそれを扱う人間も、買う人間も、物の価値は薄くなるだろう
私は時々骨董商巡りをする
ひとつひとつ手に取る
私の通う店主もアナログな人間が多い
敢えて使わない人ばかりだ
やはり、その出逢いへのprocessや、手触り、写真や、説明書きでは伝わってこないもの…
それを実感して欲しいのだろう
人間の出逢いもそうだ
時間をかけて、じっくりと温める
やはり現実が何より大切だと思う
そして、何よりアナログな人が好きだとここ数日かで余計に思った
要するに、アナログ人間は、自分の経験値で語る
アナログ人間と、デジタル人間とでは全く異なる魅力があるのだと
私のまわりにはデジタルなヲタクも多いけれど、とにかく多趣味で、色んな部分を併せ持つ
怖いくらいにデジタルヲタクなのだ
お前はハッカーかサイバー犯かというくらいまでの域にきてる
デジタルを利便性の為にに使うまでは良かったのかも知れない
何もかも簡略化させるためと、何もかもを金儲けにした、それが人間が駄目になっていったことではないだろうか
実際に脳の退化はすごいし、電子書籍読むのと、実際に本屋さんに行き、手に取り、幾つも調べて買うのとでは全く違う
記憶への残り方も、何よりもやはり脳の動きが違うと思う
画面を通し、人間関係も深まるなんて私は少し怖い
やはり、前にいる人間と、積み重ね育てていくものではないだろうか
仕事に少し使う程度で、実生活はアナログ、これが何よりも理想的だと思う
私の周りを見回したとき、そんな人間がとにかく多い
何を聞いてもすぐ答えが返ってくる
だけれど、アナログをあえて止めない
だから私がネットの世界に入ってくのをとにかくやめろ、と言う
何となく意味が解った
私もFacebook始めたけれど、やはり殆ど昔からの知り合いだけしか友達になってはいない
殆どが、マニアックなミュージシャンであり、音楽家だったり、あと、あるメジャーリーグの野球選手の専属カメラマン
中味もやはり濃い
あとはやはりアナログ中のアナログ
レスラー達だ
私がプロレスを好きなのも、彼等は毎日道場で汗を流し、ウエイトコントロールをし、声援に応え、何よりも生命力に溢れていること
友達の音楽家たちも、きらびやかで、アナログで曲を作り続け、奏でる
カメラマンたちも目の前にある【そのまま】を取り続けている
とても素敵な若い男性だった人が、いつの間にかロマンスグレーになっていた
そして、その懐かしき友人たちには、私との小さな小さなromanceがあった
出逢いはいつも人を通して
今は友達だけれど、素敵な大人の男性とは、私も女だから最初は小さな憧れがあったり、concert行くとときめいたり
romanceとは、ときめきであり、彼らの作品に揺さぶられた憧れだろう
いまでも彼らの作品に恋をしている
リアルでの出逢いは宝物だ
そして、また偶然ネットで再会した
そしてまた、リアルで一緒に仕事をすることになった
リアルでの信用ある人間からの紹介で出会ったからこそ、私もまた動ける
やはりbalanceなのだと思う
私はやはりアナログ生活を取る
風を感じる世界には生きた人間が居る
昨日はネットで知り合った人と二人話した
一人は名古屋の女性、一人は反原発活動家、二人とも熱い人だった
男性は私の地元へも避難を考えていて、今度こちらに下見に来ると言っていた
そして、革命の相談も受けた
ネットでの知り合いだけではない
反原発運動だけは、仲間だと思っている
同じ方向性を持つ人は、不思議に共通点も多く、共感できることが多い
勿論異性の場合は、私は特定の男性が居ると、はっきり言う
どんな同じ活動家でも、この線引きは大切だと思っている
実際にそれを求める人間がいるからだ
わからなくもない、同じ活動家としてパートナーであれば、幸せだろう
いつか同じ方向性を持てる相手と私は一緒に居ると確信しているし、彼の気持ちも変わると信じている
恋愛はとてもアナログなもの、感性もアナログでなければならない
そう思う
そして、これから人間はまたアナログ生活を余儀なくされていくと思う
Android携帯からの投稿