昨日の夕方
昨日の夕方は曇り
ドッグランまで行ってみたら
雪原は誰の足跡もなく、ただただ平坦で
曇っているせいか、夕方のせいか
ただの白い平面は遠近感がまったくなくて
なんだか目眩がしそうなほど何もないただの白だった
目の錯覚なんだろうけど
人間ってやっぱり自然の前ではちっぽけ
シュガーがドッグランにある東屋の柱に何かを見つける
一生懸命とろうとあしで引っかく
なんだろう?
ボールだ。
夏に誰かが忘れていったものを
よくこの柱の上においておいた
なくならないように
風にも飛ばされずにまだあったんだ
まだあったボールもすごいけど
ちゃんと見つけるシュガーもすごい
夏もこの柱の上においてあるボールを常にとりたがっていたっけ?