続きです。
春日大社から東大寺へ向かう途中、若草山があります。その名の通り、若草繁る季節は気持ちのいい山(丘?)登りができそうです
が、そこそこ歩き通しの私は、横目に見て通り過ぎます
うん。次ね。今日は茶色いしね。
次、来た時は登るわ。
東大寺の裏から回るようなルートで、こちらの池の辺りに出てきました。
ここからでも分かるデカさ
え?こんなに大きかったっけ??
まぁ、想像はしてたけど、中学生の自分は何も見てなかったのだろうね、という事を再認識。
ていうか、そんなことより大事な事が沢山あったのよね。
友達とのおしゃべり(ほぼ恋バナ♡)やら、当時の彼氏と写真撮ったりすることの方が、大仏さまより
何より大事だったのよねー。
きっと、世の中の中学女子は、ほとんどそんな感じよね。
あれから37年。。。
すっかり大人になって、1人で奈良に来るようになるとは、私も立派になったもんだわ
などと考えながら歩き、大門前に到着。
どうでもいい話ですが、神社やお寺で↑このようにのれん?御簾??が風にふんわりと舞い上がるのを見ると、ものすごく癒されます。
とにかく大好き。駆け寄りたくなるくらい好き。
なんなら自宅のカーテンさえも、風でふわっとなるのを見るのが大好きなので、戯れる猫的な嗜好かもしれませんが
そんな感じで私的に癒されながら、拝観料を払い大仏殿へ向かいます。
やっぱりデカい。
桁違いにデカい。
そして、木造建築の素晴らしさよ。
CADもないのに、設計して部品作って組み立てて。全部手作業で、こんなにデカいものを
すごいな〜〜と、しみじみ思います。
お線香をお供えしてから、中に入りました。
しみじみ、大きい。
手の表情が素晴らしいです。柔和で慈悲にあふれております。
何でも願って良い、とのことらしいのですが、、、
私にはこちらの大仏さまの廻りに宇宙が見えまして、ワタクシごときの
ちっさなお願いは、そぐわないような気がしてしまいました
この大きな大きな大仏さまは、地球規模のことをお願いしても
叶えてくださるのでは?と勝手に大きな希望を持ちまして、、、
祈ったのは「ザ・世界平和」です
とにかく、このご時世。世界各地で勃発している「いざこざ」まとめて
ど~~~んと解決していただきたい。
平和的解決を目指すように、各国のトップを洗脳してはくれまいか。
どうかお頼み申します。
奈良の大仏さまは、見かけだけではなく、心の器も宇宙規模。
優しさが溢れて止まないです。
そばにいるだけで、本当に心から癒されました。
優しい波動の温泉に浸かっているかのようです
その心地よい波動温泉の中、改めて堂内をゆっくり見学します。
大仏さまを挟んで左側は、虚空蔵菩薩さま。
右側は、如意輪観音さま。
双子スタイルで、そっくりです。
如意輪観音さまは、私の大好きな仏様ですが、手がたくさんある
物憂げな首傾げスタイルではない如意輪観音さまもいらっしゃるんですね。
知らなかった~~。
で、どちらがどちらだか一向に覚えられない四天王。すぐわかる人、すごい。
こちらは、広目天。
⇒ 調べました💦 持国天だと思ってた、、、。
筆を持っているのは広目天だそうです。
少し優しげです。
ですが、足元にはしっかりと邪気を踏んでいます。
邪気、フニャンと踏まれて、可愛いです
そして、近くで見ると、仏師が穿ったノミの一刀一刀の彫り跡が良く見えて
何だか感動しました。
失敗したら大変だから、プレッシャーだったろうな~、とかも思う。
そして、こちらは多聞天。
「うるさくて、かなわんの~」と困っていたという多聞天さんですが、
今日は、皆さま静かに柱の穴をくぐっていたようでした。今日は静かで良かったですね
私は一人だし、もし引っかかったら引っ張ってくれる人もいなくて、
恥ずかしい思いをするだろうから止めておきました。
東大寺も、敷地は広く隅々まで全て見ようと思ったら丸一日かかるでしょう。
国宝殿とか、見たい気持ちはありましたが、そろそろタイムアウト。
今夜は京都に泊まるので、奈良駅へ向かいます。
奈良駅へ向かう道中には、
なにげに古墳。
こんなところも、街中が世界遺産な奈良らしい。
以上、二日間の奈良旅でしたが、どこもまた訪れたい場所ばかり。
特に、三輪山はリベンジしたいし、石上神宮や唐招提寺、大安寺にも行きたかった!
それにまた「そうめん」「おでん」「たこやき」も食べたい
奈良に来て、本当に良かったです。
また近いうちに、遊びに来たいです。たくさん歩ける若いうちに、、、。
最後、京都編少しだけ次に書きます。