15時半、前回の妊娠判定から3週間後の診察。
生理が来てから2週間後くらいに来るように言われていました。
「卵が育ってないので1回生理を起こしましょう。
もう受精卵は残ってないんですね。
いつ実家に帰られるんでしたっけ?」
実家にはもう帰りました。
3日前に戻ってきたのです。
私が言ったことを覚えてもらってないということはよくあることです
「どうしますか?また採卵しますか?」
「これまでもう手は尽くした。あとは納得いくまでどうぞ」と言われている気がしました
「それ以外にどんな治療法があるんですか?」
「タイミング法とか人工授精とかステップダウンする方法もありますよ。
できるというだけで敢えておすすめはしませんが」
先生も今後どうすればいいのかわからないんだなと思いました。
「初期胚を3回、AAも含む良好胚を4回移植しましたが、全て残念な結果に終わりました。
初診時33歳で妊娠しなかったのに、35歳で妊娠するんですか?
今後年はとっていくばかりで可能性はあるんですか?
胎のうは1回も見えたことがありません」
「可能性はありますよ。胎のうは2017年に見えてますよ」とカルテをパラパラ。
「見えた」というその胎のうらしきもの。
毎回「これかな~」「これだと思うのは欲目かな~」という不確かなものです
「7回も移植してどうして妊娠しないのか、何に原因があるんでしょうか。
それがわからないと意味がない気がして」
「反復着床障害について」というプリントを1枚渡されました。
「今ここで検査できますよ。検査しますか?じゃあ内診台に上がってください」
私が反復着床障害について聞かなかったら、
今日の診察では何を提案するつもりだったのでしょう
結局3つの検査をし、次は生理2週間後に結果を聞きに来るように言われました。
・慢性子宮内膜炎の検査
・子宮内フローラ検査
・抗カルジオリピン血液検査
いつもは秒で終わる診察ですが、今日はそういう雰囲気ではありませんでした。
「もうここでは無理かな」と思って来たのですが、
先生もそう思っているような感じがしました。
「別れる」という結果は既に出ていて、あとはどちらからそれを言い出すか窺っているだけのような男女のよう。
新たな治療法も提案もないので、こちらに通い続けても、
もう意味がない気がしました。
3年通いましたが、検査の結果次第で転院を考えます。
会計 41900円
・再診料 再診 明細書発行体制等加算 73点
・薬剤情報提供料 10点
・抗カルジオリピンβ2グリコプロテイン1複合体抗体 223点
・血液採取(静脈)B-V 30点
・免疫学的検査判断料 144点
・超音波検査(断層撮影法)(胸腹部)(心臓超音波検査を除く) 530点
・子宮内膜組織採取 370点
・プラノバール配合錠1錠×7回 7点
・外来内服・屯服調剤料 9点
・処方料(その他) 42点
・病理組織標本作製(組織切片によるもの)1臓器 860点
・病理診断料 150点
・子宮内フローラ検査1回 34560円
【薬】
・プラノバール 1錠