本文そのまま転載させていただくと…
『どんなに辛いダイエットをしても、大した効果がなかったり、すぐにリバウンドしたりと、自分の体にほとほと嫌気がさしているなら、発想の転換さえすれば、今度こそ成功するかもしれません。
今まで数々のダイエットに身を投じ、心も体も虐めてきた人にオススメなのが、夏目祭子先生の提唱する『アンチダイエット』です。
夏目先生は、小六から第一子出産後しばらくまでの18年間をかけて、この世にありとあるダイエット法パターンのほぼすべてを、自分の身で人体実験してしまった結果確かめられたのは、“ダイエットとは、やると太り、やめると痩せるもの”という目からウロコな法則だったそう。
今回は、夏目先生監修のもと、ダイエットしても痩せられないホントの理由をご紹介します。
■“引き算の法則”が体をダメにする
その人が元々必要としているエネルギー量より少なく食べることで、その“不足分”だけ皮下脂肪が消費されて痩せる、ということを、先生は“引き算の法則”と呼んでいます。
摂取エネルギーを減らすと、これ以上体内の脂肪を減らさなくて済むように代謝が下がるため、体がどんどん省エネモードになってしまい、飢餓状態の体では少し食べただけでリバウンドするというのは、すでにご存知のことでしょう。
さらに、慢性的なカロリー不足状態で運動量を増やすと、体が皮下脂肪を守ろうとする力が増大し、本来とは違う飢餓用の肉体プログラムに書き換えられてしまうというのです。
人間には、“恒常性（ホメオスタシス）”という、どんなに普段と違う条件を外から与えられても、生理機能をあれこれ自己調整することで同じ状態を保ち続けようとする、天然のバランス維持能力が備わっています
つまり、食べる必要量を満たしてあげれば、体は喜んで自発的に要らない脂肪を捨て始めるのだそう。
痩せるための王道とは、体のその力が大いに発揮されやすくなるよう、“体調を整えること”だというのが正解だと先生は言います。
■“摂取カロリー”も“消費カロリー”も机上の空論
誰もが常識と心得ている、（摂取カロリー）-（消費カロリー）というカロリー計算の掟は、理論の前提となっている“カロリー”という物差し自体が現実の体内のエネルギー収支とはズレがある、怪しい道具だと先生は言います。
食品成分分析表で見る摂取カロリーの数字と、運動で消費出来るカロリーの数字では、実際の運動で味わう汗や疲労感のイメージからすると、運動で消費出来るカロリーの方が拍子抜けするほど低いのが特徴ですので、効率がよく見える減食の方へ走る人が多いのです。
しかし、このカロリー計算の法則は、現に太っている人にばかり厳しく働くように出来ており、運動量に比べて摂取カロリーがオーバーしていそうな、“痩せの大食い”体質の人には当てはまらないことになります。
そもそも摂取カロリーとは、密封されたガラス容器の中で灰になるまで燃やし尽くしたときに発生した燃焼エネルギーによって、1リットルの水の温度が何度上がったかという実験結果の数値で決められていますが、私たちの体内で食べ物をいちいち灰になるまで燃やし尽くすのか？という疑問が出ます。
酵素反応やホルモンの影響、腸内細菌のバランスなど、証明しきれない何重ものセキュリティによって消化吸収される栄養は選抜されていて、“食べた物のエネルギーを即、機械的に取り入れているわけではない”という実情を踏まえなければいけません。
実際に毒になるものを食べたときや、体調に合わない栄養を摂ったときなどは、未消化のまま早めに排泄されることもあります。
調子の整った体であれば、要らないものはその都度捨てられるのであり、ズバリ太る痩せるを決めているのは、“エネルギーを余らせている状況”と、“余分なものを捨てる力が弱っている体調である”というのが原因であるとのことです。
いかがでしたか？
極端な過食や偏った食生活は別として、必ずしも食べ物自体があなたを太らせているわけではないのです。
どんなに努力しても痩せない万年ダイエッターの人は、ダイエットの根本から見直してみませんか？』
私はこの夏目祭子先生の本はけっこう読んでいて
何冊か手元にあるものもある。
ねむかったりして体調がよくないと太るというのも
夏目先生の本にも書かれていた。
夏目先生の理論は確かになるほどなぁと思う。
気持ち的な面で随分と納得させられたこともある。
ただ…
夏目先生はダイエットをやめて
いろんな食べ物をなんでも毛嫌いしないで
心から楽しむようになったら痩せたとあったので
私もマネしてなんでも食べてみたら
逆に甘いものばかり食べてしまって
罪悪感に駆られてかえって太ってしまった…
自分に都合のいいところだけとりあげて実行してもダメだよね。
ちなみに夏目先生の本によると
私みたいな拒食しないで食べ過ぎて太ってきた人は
できるだけ満足感が得られる食事をした方がいいとのこと。
その満足感がわからないから
多分いまだに巨食してるんだろうな…
よろしければクリックお願いします