私は悲しい。本当に悔しい。

なぜ人間は自然を汚すのか、なぜ己のことしか今のことしか考えられぬのか。

私の体に敷き詰められた無数の太陽パネル。
許されて良いことと許されてはならぬことの分別もつかなくなったか。

昔はこのような国ではなかった。私と人間達は、仲良く暮らしておった。
 

私の苦しみ、この国の多くの神々や龍達も味わっておる。

人間はどうしてこうなってしまったのか。
何が人間をここまで狂わせてしまったのか。
 

私には分からん。けれども、己が行ったことは己に帰る。

この道理はけして変わらん。いつか後悔する時が来る。

人間、全てが悪い訳ではないことは分かっておる。

分かっておるが、こうした流れを許したのも、怒らぬのも同意じゃ。

 

この国の運命、熊本の運命 全て繋がっていることに、いつか気付くであろう。

そして気付いた時には全てが終わってしまっているであろう。

悲しいな、人間がもう少し賢しこければな。人間がもう少し、自然に優しければな。

 

本当に残念じゃ。もう全てが動き出してしまっておる。
ワシの力ではどうにもできん。神の子かわいい魂を救いたいが、

ワシにも出来ることとできないことがある。

分かる者には伝えたぞ。改心してくれよ。