良好な関係とはとても言い難い実親の介護問題について、書いて行きます。
良い親子関係を築いておられる方からみれば、許しがたい話もあるかと思います
ので、ご不快に思われる方はここまでで…。
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俺は骨にヒビが入っているから動けないし、手続きも良く分からんから、
亡くなった母の諸手続きを、お前がいますぐやれ!
という父に、
今日は日曜日だから役所はお休みで出来ないよ。
明日の朝イチから諸手続きが始められるように、まずは手続きに必要な情報や書類等を整理しよう。
と提案して、「日曜日にあいてもいない役所に行く」という無駄足を踏まない事を
納得してもらいました。
役所手続きも必要ですが、光熱費等の諸支払いは全て母がしていたので、どこから引き落とされていたのか、調べる必要がありました。
俺は母の世話を、24時間つきっきりでしたんだ!
と胸を張る父でしたが、光熱費等の支払いがどうなっていたのか、母に全く聞いていませんでした。
その辺り、きちんと聞いておいて欲しかった。
そして、実際につきっきりだったのは最後の数日だけでしたが、まあ嘘ではない…
ただ、母の銀行の通帳はすぐに出してくれました。
通帳をチェックしたところ、光熱費や電話代等の引き落とし履歴がなく、あるのはカードの引き落としだけ…。
全てカード払いにしていたのかな、と推測しました。
すべてカード払いにしていたにしても、カードの支払いは銀行引落しにしてるから、当面は銀行口座から引き落ちるね。
と言った私に、
父が唖然とする事を言いました。
母の銀行口座は、亡くなった2日後に止めたぞ。
俺が銀行に直接行って来た。
相続手続きの書類ももらって来たぞ。
母の遺産は全て俺が相続するから、お前は相続放棄の書類にサインして必要な書類を役所から取って来い。
兄には通夜の前に書類を渡して、もうサインしてもらったから。
えっ…!?
言葉が出ませんでした。
母の遺産を全て父が相続する事には、全く異論はありませんでした。
専業主婦だった母のお金は、すべて父からのものでしたし。
私が驚いたのは、
骨にヒビが入ったから動けない、と言って、夜中も私を起こして世話をさせたのに…
手続なんて、なにも分からない、と言って、不眠不休の私に、葬儀の手配や親族の世話など全部私一人にさせたのに…、
私が唖然としたのは、
父は骨にヒビが入って、家の中でも満足に動けないと言っていたのに、
銀行手続き(遺産相続)だけは、父自身で早々にやっていた
という事実でした。
動けないんじゃなかったの?
何も分からないって言ってたじゃない…。
それが父自身で出来るなら、他の事だって十分出来たでしょう。
何より、動けないと言って、夜中も頻繁に私を起こす必要はなかったんじゃないの?
銀行に一人で行ける状態だったのなら…。
理不尽すぎて、あきれてモノが言えない…。
もうここから、心が折れ始めていたように思います。