「母の葬儀は家族葬にするので、参列は不要です」と父と母の兄弟達には伝えていました。

が、母の兄弟の内、姉2人は参列する事になりました。

母の姉(私の叔母)2人の内、1人にはその娘(私の従妹)が付き添って来るとのこと。

 

それぞれ父に連絡があり、それぞれ「迎えは不要。最寄り駅からタクシーで行くから」と言ってくれました。

こちらの心身共の疲労を気遣ってくれての事だと、有難く思いました。

そして、2人の母の姉達から連絡があった際、父も二人がタクシーで来る旨を承知していました。

 

と・こ・ろ・が…

 

朝11時過ぎに実家にやってきた兄に

「今日、もうすぐ叔母達が来るから」と伝えたところ、

 

兄:「新幹線の駅まで車で迎えに行くのが常識だろ。chakoが今から車で迎えに行けよ」

 

びっくりしました!

 

私:「え…、タクシーで来てくれるって向こうが言ってくれてるし、私は睡眠不足で運転に自信がないし」

↑本当にほぼ寝てなくて、相当注意力が落ちてました。

 

兄:「車で迎えに行くのが常識。ちなみに、俺は自分では運転はしないからな(笑)」

↑赴任先では運転手付きの車で通勤してるそうです。

そんな事どうでもいいし。

自分が運転しないなら「迎えに行くのが普通」だなんて、逆に普通は言わないでしょ。

 

兄:「親父。叔母さん達に『chakoが車で新幹線の駅まで迎えに行きます』って今すぐ電話しろよ」

↑何を勝手に決めつけてるのよ!自分が行かないなら、そんな無責任な事言わないでよ!

 

兄の言う事は、何でも同意する父。

それまでは叔母達がタクシーで来ることに「それでいい」と同意していたのに、

父:「おお!そうだそうだ。兄の言う通り迎えに行くのが常識だ。chako、いますぐ迎えに行け」

といい、私の返事も聞かずに、叔母達に電話して

父:「chakoが今すぐ新幹線の駅に迎えに行きますから」

と言いました。

 

叔母達は断ったようですが、

父:「いえいえ当然の事です。常識ですから」

と言って一方的に電話を切り

父:「何をもたもたしてるんだ。早く駅まで迎えに行ってこい!」

と。

 

私:「寝不足で運転して迎えに行くなんて、逆に相手に不安を与えて失礼だよ」

と言っても、

父:「どうしてお前は素直に『はい、分かりました!すぐに行って来ます!』と言えないんだ!すぐに行け!」

と逆ギレ…。

 

兄は父に急き立てられて、あわてて出かける私を、ただソファに座り込んだまま、ニヤニヤしながら見ていました。

 

ここまででも、

「昼間だけやって来て、自分は何にもしないくせに何を勝手なことを父に吹き込んでるんだ。ふざけるな!」

と心の中で相当モヤモヤしていました。

 

しかし、兄の何様発言は、更に私の予想を超えていきます…。