連絡リストにあった全ての人にようやく連絡し終えると、

父は「腹が減ったな。昼ご飯は〇〇で、間食は●●にする」と言いました。

父のご要望に沿うべく買い出しに行き、父の前に昼食を用意した後、

「葬儀の日も決まって、連絡リストの人すべてに連絡出来たし、一旦会社に行きたいんだけど…」

と切り出しました。

 

母の危篤の連絡の後、仕事の重要な案件がほったらかしたままになっており…

リカバリーしてくれた同僚からも「最低限はフォローしたつもりだけど、出来るだけ早めに確認して次の指示を出して欲しい」

との連絡が来ていたからです。

 

父は自分の要望を一旦クリアしていた為「ああ、分かった」と言ってくれました。

「出かける」と言ったら「非常識な!」と恫喝されるかと危惧していたので、ホッとしました。

父の気が変わらないうちに!と、さっと身支度をして、出社しました。

 

まさか、その後、また一難が始まるとも思わずに…。