熊本や大分の皆さま、そして近隣の県の方々
さぞ不安な毎日をお過ごしのことと思います。
1日も早く余震がおさまることを祈っています。
食べ物のブログなので
物資が届かずお困りの方々のことを思うと、
申し訳ないようにも思っております。
鹿児島に住む知人とのやりとりで
スーパーやコンビニエンスストアの棚も品薄状態とのこと。
東日本大震災の時の東京もそうでした。
物が溢れる時代に育った私達には、
あの空の棚は、本当に不安ばかりが募りました。
あの光景は、未だに脳裏に焼きついています。
一刻も早く、必要なところに、必要なものが行き届きますように。
最近、私が作るお夕飯メニューに少し異変があるように思のは、
私だけでしょうか?
煮物が増えてきた。
山菜などの手がかかる食材を厭わなくなった。
今回の蕨も初挑戦。
なんと、同時にたけのこご飯も並ぶという
アク抜き面倒くさいメニューのコラボレーションです。
以前の私では、絶対に手を出さない食材でした。
これは、母が乗り移っているのか?
母の仏壇にお供えするために、いそいそと作っているのか?
それとも、地震の高齢化により
山菜を欲する体になったのか?
全くもって、わかりません。
えぇ、意味不明です。

しかし、これが どうして。
どいつも、こいつも美味しく出来るのです。
これは、母憑依説に1票ですかね。
社長が帰国するこの日、他の人は朝早めに出社して
不在中の段取りなどを打ち合わせていたようですが、
私は、蕨とたけのこのアク抜きに忙しく。
それどころじゃない。
社長のご出社、数時間後に事務所に到着しましたとさ。
エラくなったものよのぉ。
■ 食前サラダ
サニーレタス、紅芯大根、胡瓜、水菜、トマト
■ 銀鮭の西京漬焼き
■ 青梗菜とニンニクの中華炒め
■ 蕨の煮ひたし
■ オクラの和え物
■ 水かけ菜の油炒め
■ 里芋のお味噌汁
■ 土間べで炊いた青森のお米
私、料理作るようなキャラに見えないため
同僚に
「ごめ~ん。今朝 蕨のアク抜きしていたら出社が遅くなっちゃった」
って独白したら
その意味を理解できなかったようで、完全無視されました。
むしろ、ギャグと思って笑ってくれると思ったので
ちょっと拍子抜け。
たけのこご飯に、おこげが絶品。