クリスマス。
私ってね、小学校4年生くらいまでサンタさんの存在を信じていたわけ。
これでもね。
で、クラスの男子に「ばっかじゃねぇの、サンタなんていねぇよっ」的なことを言われ。
純粋な私は、「そんなことないもん、サンタさんいるもんっ」て言ったかどうか、
泣いたかどうかは、わかりませんが
家に帰ってから、家中くまなく捜索したわけです。
そしたら、あったわけですわ。
仏間に。
サンタさんにお願いしていたブツが。
そこから、美しい汚れなき心を踏みにじられた その日から
私は、まっすぐ俗物へ成長していったわけです。
夢と魔法の王国は、酒が飲めないから興味がないと
まぁ、SEAには飲みに行くけど。
飲みすぎて、夜のイベント見れた試しがないけど。
ファンタジー映画は一切見ない。
ジブリにも興味がない。
テレビ番組で、ご主人が奥様に花束を買って帰るシーンを見れば
「花、食えねぇし、飲めねぇし」と
ダンナちゃん、失笑。
きっと、「君の瞳に乾杯」なんて言われた日にゃ
「目玉なら、金目鯛の煮付けが一番だね」と言うだろうさ。
いや、それさえ杞憂だったな。
だって、ダンナちゃん 天が落っこってきても その手のクサい台詞は口にしないもん。
そんな俗物夫婦のお夕飯。
茶色な食卓。
そんなもんだ。
■ 食前サラダ
■ 大根の皮と人参の金平
■ 大根葉と桜海老の甘辛炒め
■ 明太子
■ ぬか漬け
■ 茄子のお味噌汁
■ 土鍋で炊いたご飯 ゆめぴりかバージョン
ロマンティシズムでも、ファンタジーでも、空腹は満たされないから。
なんて言いつつ、ふたご座流星群が見えないかなと、チラリとベランダから空を覗いてみたりして。
全然ダメでしたね~~~。