金曜日の夜、東京は大雪、私の実家の富士市山間部は霙交じりの雪。
そんな猛烈な寒さを乗り越えたら。
今度は、日曜日の暴風。
ごごごごご~~~~っって音がすごくてね。
びびった。
買い物に出かけたらさ、風に飛ばされてよろめいちゃったわよ。

そんな週末に、晴れて退院した母ですがね。
さすが私を生んだ人だけありまして、ものすごい食いしん坊なんです。
まぁ、のん兵衛でもあるわけですが、さすがに歳とともに酒量は随分減りました。
そんな母、10日くらい前からね、
「退院の日のお昼はね、鷹岡の泉の里の『磯天おろし蕎麦』が食べたいのっ」って。
そういや、1月末の試験退院のときにも
「お昼は、スパゲティね。夜は牡蠣が食べたいな。♪翌日のお昼は、鰻~っ」
ってな具合でございます。

でも、さすがに冷え込んだ土曜日なので、冷たい蕎麦はあきらめて、
温かい天麩羅蕎麦にしてました。
もう、待ちきれずに七味唐辛子を投入してますが。(笑)
「お~いし~ね~~~っ」(満面の笑み)
整形外科の入院病棟は、三度の食事はエリアごとに食事場所が指定されていてね。
入院患者さん同士が集まって食事をとるのですが。
なぜか、母の食事どころは会話が全く無かったそうでして。
最初は、自分で話をしようとがんばったら、どうも疲れきってしまったよう。
そして、いかにもな歯ごたえの薄い食材の食事にもさすがに飽きが来たそうで。
こうした食生活から脱っせることが、退院の何よりの楽しみだったよう。

当然ながら、ダンナちゃんと私が混じれば、ケラケラケラケラ笑いっぱなしの食事になるわけです。
前日 大雪の大混乱の中での新幹線移動だって、笑い話に買えちゃうもんね。♪
「あなたたちは、本当に楽しそうに食事するね~」って飲み屋さんで言われたことは、
一度や二度じゃないのです。
で、私は王道の天せいろ。
ここの冷たい蕎麦は絶品なのです。

ダンナちゃんは、米を欲していたようでで、天丼とざる蕎麦のセット。
車運転のダンナちゃんが、
「おかあさん と おくさん は、退院祝いの酒を飲んじゃえば?」
って言ってくれたんだけどね。
さすがに、ね。
というか、夜の酒を美味しく飲むために我慢だよ。