限りなく しつこく、誕生日旅行。
湯川温泉という名称は、全国各地にあるようでして。
そりゃそうよね、川に流れる水がお湯だったら、そりゃ うっかり「湯川」ってつけちゃうよね。
今回は、岩手県の湯川温泉峡。

「峡」というだけあって、「ほっとゆだ駅」に向かう北上線は、
谷間を縫って、紅葉に彩られた山々を間近に眺めながら進んで行きます。

朝ご飯も、地元で獲れたものを中心に。
近隣農家のニワトリが生んだ卵は、温泉卵で。
地元野菜のサラダをたっぷり。
湯田農場のしぼりたて低温殺菌牛乳。
手作りジュース。

特に、手作りジュースは珍しく。
バイキング形式のカウンターに、大皿で氷とともに供されていて。
いちじくやグレープフルーツなどをジューサーで絞ったほやほやのもの。
足りなくなると、厨房で作ってくれるのですが。
微妙に果物の配分が違うのか、ちょっとした味の違いを楽しめたり。

お部屋の水辺には、「シュウメイギク」。
お部屋ごとに植えられている植物が違うようで。
フロントでいただいた案内図を拝見すると、
コムラサキシキブ
ユキツバキ
トチノキ
オヒョウ
ヤマザクラ
などなど。
季節ごと、そしてお部屋ごと楽しめるんでしょうね。

そして、この季節は、なんてったって紅葉。
11:00のチェックアウト後は、お宿の方に駅まで送っていただいて。
駅からちょっと足を伸ばして、紅葉の名所という錦秋湖へ。

お宿の方に伺いましたが
今年は、暑さが続いたために、紅葉が遅れに遅れ。
「今年は紅葉がないのでは?」なんて思ったところ、ここ3日ほどで急に色づいたとのこと。

でも、赤が色づく前に葉が落ち始めてしまったとのこと。
ちょうど、私たちが訪れた週末が見頃だったよう。
というか、このタイミングでしか楽しめなかったという、短い紅葉だったそうです。
さすが、ここまで「日頃の行い」ですかね、ダンナちゃん。

スイーツよりも、酒の肴な私たちは、うっかり雲丹と見紛うてまいましたが。
すごいね、栗の絨毯。
痛そう。(笑)

「ほっとゆだ駅」の時刻表。
1本乗り遅れると、次は1-2時間。

そんな、乗り過ごしてしまったときには、足湯をどうぞ。
もちろん、駅構内の温泉もありますしね。

無類の鉄骨・橋好きの私ですのでね、一応 パシャリ。

「ほっとゆだ」も、ローマ字表記になると、某お弁当屋さんみたい。(笑)
はてさて、誕生日祭りも、これでおしまい。
通常ご飯に戻りますぜ。