何歳かって?
20歳。(爆)
私を生んだ歳は、マイナスですかね。

お祝いに、主役の母と私たち夫婦で山中湖へ。
年末年始や夏に よく行く 下田の会員制ホテルの山中湖版。
昨年オープンしての初訪問。
まずは、東京駅 八重洲口発の河口湖行きバスに乗りまして、途中の山中湖畔で下車。
天気がイマイチ、というか終日霧雨なシケタ空模様な一日でしたが。
雨の中でも30分以上歩いて、ほうとうを食べに。

雨の湖畔、思いの外トラックなどの大型車の往来が多く、何度か道の雨水をかけられながらも。
たどりつきました。
途中、いくつかほうとうを出すお店もありましたがね。
一昨年、河口湖のほうとう専門店でたべたほうとうが、めちゃめちゃウマくて。
そのときの「ほうとう不動」の記事は、こちら。
■ やっぱり山梨に来たら「ほうとう」食べなくちゃね
http://ameblo.jp/chacmool/entry-11066268008.html

この「ほうとう不動」と人気を二分するらしい「小作」さんへ。
だってね、この前の河口湖のときに、「小作渋滞」ができてたんだもん。
渋滞作る程のウマさ、確認せねば!

だだ広いお座敷、既に時間が14時を回っていたからか、混雑のピークは過ぎていたようで。
数分待って、すぐに席に案内されました。

「ほうとう不動」のときには、車で訪問したのでね、お酒なしで「ほうとう」のみ。
そのときのメニューにあった馬刺や煮込みが気になってまして。

その反省もあり、今回はバス。
く~~~っ、心置きなく、昼間から!
お店のオバサマが、これをテーブルに持って来てくださったときに。
「今日のは いい馬刺よ~~~。ほら、このサシ」
ってね、おっしゃってました。

甲府名物の鶏もつ煮とは一線を画した、馬もつ煮。
臭みが全くなく、とぅるるんと軟らかく煮上がったモツ。
味噌のコクと塩梅、甘みも絶品。
く~~~っ、焼酎でもいけそう。
おつゆまで、しっかり飲み干しました。

予定にはなかったけれど、メニューで見たら どうしても食べたくなってしまったこちら。
煮貝。
海のない山梨県に「あわび?」と思いますがね。
海がないからこそ、生で食べる代わりに、煮た貝を食べる習慣が古くからあるのです。
いままで食べた煮貝は、味が濃くてお寿司屋さんのトコブシや貝の煮物のようあものだったけど。
こちらの煮貝は、プリップリで薄味。
貝の味が、しっかり楽しめます。
充実おつまみのおかげで、ビールが進み、大きめ中ジョッキ2杯を空けてもうた。

ビールでお腹もふくれているところ、加減すればよいものの、ダンナちゃんも私もほうとうを1つづつ。
「ほうとう不動」さんのほうとうは、「不動ほうとう」一本。
選択の余地がありませんが、こちらは盛りだくさん。

シンプルな南瓜ほうとうから、豚、ちゃんこ、鴨、辛味噌カルビ、すっぽん(!)、熊(!)。
迷った末に、ダンナちゃんは辛豚ほうとう、私は茸ほうとう。
ダンナちゃんの辛豚は、思いの外辛みがしっかり。
キムチ頼りかと思ったら、スープからして仕込みが違う。
韓国風のユッケジャンクッパや味噌チゲに近いような風味。
汗ダラダラで食べてました。
私の茸ほうとうは、辛みなくて野菜の甘みや出汁の味がしっかりしています。
いやはや、なかなか楽しい。

「そんなにヴォリュームないんじゃね?」
「不動に比べればお鍋小さいし」
なんて言っていたけど、とんでもない。
大きめの具がゴロゴロ。
太め平打ちのほうとうが、思いの外重量感があります。

明らかに食べ過ぎ。
ビールとほうとうで、お腹がぱっつんぱっつん。
気が遠くなるくらい。
このまま畳の上に大の字になりたい!
我が家の感想といたしましてはね。
不動さんには煮貝はないので、お酒を飲むには小作さんが良いかなと。
ほうとう自体は、野菜が溶け出た しっかり煮込んだおつゆや、ねじりが効いたいかにも手打ちらしい麺の不動さんに軍配でした。
ほうとう、奥が深いなぁ。