まぁ、食べ物ネタとして、もう2記事くらいおつきあいくださいまし。
釜山の〆は、「素敵なお兄さま」が行き着けの冷麺屋さんへ。
いつも方向音痴の私の被害に会いっぱなしの「お兄さま」とダンナちゃん。
もう、地理に関しては私の言うことなんて、てんで聞いちゃくれないの。
だって、この「お兄さま」バリ島の炎天下で「すぐそこですよ~」と言った私の言葉を信じてホテルまで1時間ちかく歩かされたこともありましてね。
あはは。
かつての上司が結成した「○○(←私の本名ね)被害者の会」に招待されるわよ、きっと。
なんだかんだ、平壌カルビからは結構歩きましてね。
次の美味しいものにつられて、なんとなく乗り越えましたが、80歳近い母には、結構辛かったんだろな。
えらい蒸し暑さだったし。

途中で、こんな路面の果物屋さんもあったりしてね。
イチジク美味しそうだなと思ったんだけど、船への積み込み不可だし、お腹も結構いっぱいだったので、我慢、我慢。

「お兄さま」オススメの元山製麺というお店の冷麺。
こちらは、スープがたっぷりのタイプ。

冷麺って、あまり得意はなかったんだけどね、冷たく透明感のあるキレイなスープ。味も見た目通りに澄んだキレイな味。
あの固めの麺が得意はなかったのにね、ほどよい歯ごたえで、ツルツル食べちゃいます。

「お兄さま」が、すかさず追加注文。
こちらはスープなしの辛みが強い麺。
麺は、こちらのほうが白味が強くて少々太め。
たった2品の麺なのに、麺も違うものを使って、味も全く趣が異なる。
そして、テーブルに雑に置かれたヤカンに入っているのは、お茶かと思ったら鶏ガラスープ。
不思議文化だわ~。
でも、すっかり冷麺を見る目が変わりました。
日本でも食べてみようっと。
出港ギリギリまで街をうろつきましてね。
最後は、チャガルチ市場。
海外に旅行した際、市場見学は欠かせません。
こちらの市場は、海産物専門の市場だそうです。

午後も半ばの時間というのに、現地の人で賑わっています。
こちらは、海藻や貝などの専門店かな。

鯖、太刀魚、スルメイカ。
日本のものと全く同じ。
それはそうよね、挟む海域 漁場は一緒なんですものね。
揚がった港が、日本か韓国かの差だけ。

こちらは、貝類の他に小さな鰻かドジョウのようなもの。

こちらは、鰻に鱧、ほうぼう。

大きな平目が水槽にたくさん。
こちらのお店は、大物が多い。
築地もそうだけれど、お店ごとに専門があって、観察していても飽きない、飽きない。
とはいえ、時間切れ。
泣く泣く市街地を後にして、シャトルバスで郊外の港に戻りました。
もう少しゆっくりしたかったな。
沖縄よりも距離的には近い釜山。また機会があれば、是非訪れたいものです。飲み食いにね。(笑)