って、比べるのもおこがましいわ。
旅先の朝ご飯って、美味しいですよね。
しかも、朝風呂浴びた後の温泉旅館の朝ご飯なんてさ、ほんと幸せ。
って、言ってることがオヤジですが。
一杯飲んじゃいたくなっちゃうところですがね、一応我慢しますわよ。
私の父って、旅館の朝ご飯っつぅと飲んじゃう人だったんだけれど、ダンナちゃんは意外に朝は飲まないのよね。
お昼からはガッツリ飲むけどね。(爆)

お食事処のお部屋は、前日のお夕飯のお部屋と同じ。
前日の雨から一転、晴れ間が覗く明るい朝。

ブルーのガラスの器は、湯葉。オリーブオイルと岩塩とかぼすでいただきます。
その右のお重箱が面白い。上にはお海苔が乗ってるんですが、その下の段から小さな炭で温められていて、パリパリにいただけます。お海苔の薬味として、練り梅と鯛味噌。炊きたてのご飯を包んでいただきます。
手前左からは昆布の煮物、だし巻き卵、ゼンマイなどの山菜のピリ辛な煮物、お漬物は白菜と梅干し。

牛肉の味が良く出た餡がかかったお野菜の煮物。

前夜に選んでおいたお魚は、鮎の一夜干し。
他には、鯵の開きと塩鮭。
塩鮭とも迷ったけれども、やっぱり清流沿いのお宿ですからね、二人揃って鮎。

朝も、囲炉裏の準備がされていて、ここで焼き上げます。
こりゃ、ほんとうに一杯やりたくなっちゃうところ。

囲炉裏で焼くようにとお餅も準備されておりまして。
粟のお餅と古代米のお餅、あとは稗だったかな?
焼き上がりの時間も風味もそれぞれ違って面白い。
紫色の古代米のお餅が、一番香ばしいかな。でも、粟の歯ごたえも楽しい。

食後に、飲むヨーグルトと杏仁豆腐。
ゆっくりおしゃべりしながら囲炉裏を囲んでの朝ご飯。幸せですなぁ。
やはり、老後を過ごす家には囲炉裏は欠かせないね。