こんにちわ。

ちゃすかです。

 

半年くらい前。

急遽アメリカへの出張を命ぜられました。

その時に起きたトラブルの話をします。

 

行き先は成田からケンタッキー州のレキシントン。

ここに向かうには一度飛行機を乗り換えなければなりません。

 

俗に言う「トランジット」ですね。

今回はデルタ航空を利用しアトランタでの乗り換え、というプラン。

海外出張は初めてでの一人旅。

右も左も分からないままの不安な旅となりました。

 

 

チェックインを済ませ飛行機に乗り込み指定の窓際に無事到着。

デルタ航空なので外国の搭乗者が多いと聞いていたのですが運よく横は二人とも日本人。

席を立つのもちょっと一安心ですね。

 

すると早速CAさん登場。

 

「Would you like something to drink?」

 

仲間から「コーヒー」は通じないと助言されていたのですが

 

「Caffee please」

 

しっかり通じた!

クリームとシュガーも問題なく通じ安堵感と小さな達成感に慕っていました。

 

すると僕の隣の女性にそのCAが…

 

「何か飲みますか?」

 

ととても流暢な日本語で質問…

俺…何人だと思われたんだろう?(汗)

 

 

そんなエピソードの中、エンジントラブル発生との機内放送が。

結局1時間半の遅れで出発することになりました。

 

 

 

え?

ちょっと待って?

トランジットの時間は3時間程度。

 

アトランタでの乗り換えに間に合うのか??

 

 

不安なまま12時間のフライトを経てアトランタに到着。

流れに沿って入国審査に進むとそこは長蛇の列。

 

これは…本格的にヤバくなってきたぞ。

 

 

実はうちの会社。

基本的に初めて海外に出張する時はトラブルがあった時に対応出来ないことから一人ではいかない事になってたんです。

なんだかんだ言ってそこはアメリカですからね。

安全面を考慮してくれています。

 

しかーし。

今回はタイミングの関係で僕一人での対応になってしまったんです。

まさかトラブルには合わないだろうと思ってたんですね〜。

 

何とタイミングが悪い。。

 

 

そして列は中々進まず結果半分くらい進んだところで乗り換えの飛行機の出発時間に。

 

「あーもうだめだー」

 

これがそのときの正直な思い(笑)

結果諦めると強くなる性格のせいか開き直ったね。

 

入国審査も単語だけで難なくクリア。

 

入国審査で覚えておいた言葉は…

 

・Whereが聞こえたら場所を答える

・Reasonが聞こえたらきた理由を答える

・Howが聞こえたら期間を答える

 

この程度でしたけど問題なかった!

 

 

さて。

ここからが問題です。

 

英語が喋れないけどどうやって新たなチケットを手配しようか。

見渡しても日本人スタッフは見当たりません。

 

 

入国審査後手荷物を預かります。

ここはスタッフがチケットから手荷物到着カウンター番号を教えてくれたので難なくクリアー!

 

トランジットの場合、また荷物を預けます。

預けるカウンターを探す前にチケットどうしようかと考えながら歩いていると突然大柄な空港職員男性に声をかけられました。

ちょっと挙動不審だったんですかね??

 

ここは何としてもクリアせねば!

との思いから前もってご挨拶。

 

「Hi! I don't speak English sorry!」

 

するとその職員は…

 

「Hi! I don't speak Japanese!HaHaHa!!」

 

めっちゃオモロイ奴やん。

こういうノリ好きよ。

 

 

そしてここからは必死です。

 

「Narita、Atlanta、AirPlane、1Hour harf later!」

 

必死に単語をつなげるとその職員は

 

「OK!Come on!!」

 

そういって荷物を受け取ってくれ次に乗るべき飛行機の手配をしてくれました。

 

なんて親切!!

感謝の言葉を告げ別れ際にその飛行機の出発時間を見ると何と塔乗終了まで15分。

 

急いで手荷物検査場に向かうとまたここで問題が。

 

成田で買ったポカリをバッグに入れっぱなしだった…

 

監査の職員が来るまで約10分。

アトランタは巨大空港です。

出発ターミナルまで空港内の電車で移動しなければなりません。

 

一生懸命走ったんですけど時すでに遅し。

自分のスーツケースを積んだ飛行に搭乗する事が出来ませんでした。

つまり荷物だけレキシントンに行ってしまったわけです。

 

ここも身振りと単語で何とか説明でき、3時間後の飛行機のチケットを取ってくれました。

やっとこ一安心で椅子に座ってのんびり。

 

このいきさつを現地日本人スタッフに電話で話すと…

 

「ここはアメリカ。荷物は無くなってるな」

 

そうだ。

バタバタしていて実感なかったけどここはアメリカなんだ。

 

がっくりしながらレキシントンへ向かうと何と荷物がしっかり残っているじゃないか!!

奇跡が起きた!!

 

 

そしてホテルにチェックイン。

ドア to ドアで30時間。

全く寝れず…

 

 

当然翌日からの仕事は手につかなかったわけで。。。