いつかの富士山








それでも


旦那に感謝してた


毎日だったのよ。



それこそ、

屋根があって

お風呂に毎日入れて


おなかいっぱい食べれることに


しあわせ感じてたから。


だから

朝早くから夜遅くまで


働いてくれる

旦那に感謝してた。


わたしに

細かい事言わないで

自由にさせてくれるし


束縛ないし、


なんも文句言わないし


たまに誘えば

ドライブも

連れてってくれるし





それが

彼とデートしたら


養うだけが

愛情か?


心配もされない、


わたしに興味もない、


誘われたことない、




変わった。



彼と比べて


こんな気持ちになってしまった。



そしたら

あっという間にその気持ちが

深くなり、



今に至りますよ




自分がこわすぎる!


もう少し


情に溢れた


人間だと思ってたよ。




でも

なんの変化も


感じてないだろな、


旦那は



この前、

暗がりで


彼とセックスしたときに


一瞬、


あれ?

これ誰だっけ?


彼だよね?

旦那じゃないよね?

旦那?



って

分からなくなって

顔を触って確かめたんだよ。


あれなんだったんだろな。


人間のバグかしらね?




大昔は

旦那のことが

大好きだったからな、