介護保険料かぁ | 知らんけど

知らんけど

「知らんけど」
それは大阪人が使う言葉で、
「真相は分からんけど、そうかもしれんよ」
「ちょっと言うてみただけやから、責任は取れんよ」
と言いたいときに
「知らんけど」と一言で収めてしまえる便利な言葉です。
2022流行語大賞トップ10に「知らんけど」が入りました!

私の母は今年90歳になりますが、すこぶる元気です。

忘れっぽくはなりましたが、認知症というわけではありません。

 

どれほど元気かと言うと、70歳までバレーボールをしていたし、今でも旅行や畑もやりますし、

力は私の方が強いかもしれないけど、元気さで言ったら、私は負けます。

顔の広さで、自治会、民生委員、防犯委員、社会福祉協議会など、いっぺんに幾つもやるほどでした。

 

でも、さすがにコロナは怖くて、全部やめてしまいました。ついでに老人会も。

それで、今は畑以外することがない。旅行以外でどこにも行くところがなくて寂しいと言います。

 

私は、今さら何かの委員というのは無理だから、老人会に入り直したらと薦めるのですが、

「老人会には、私みたいな年寄りはおれへん」

と言うのですよ!

母ぐらいの人の多くは、デイサービスに行っていて、老人会にはもっと若い年寄りが行っているそうです。

 

でも、母は元気すぎて、要支援にも認定してもらえないのです。

「あっちが痛い。こっちが痛い」と言っても、先生は、「年寄りなんやから、痛いとこあって当たり前。あんたみたいな元気者を認定したら、みんな認定せなあかんようになるわ」と言われるそうです。

 

デイサービスは無理としても、何か運動クラブのようなところに行きたいそうなのですが、地域包括センターに相談しても、「無理やね」と言われてしまいます。

元気とは言っても、1人で遠くまで歩いて行かせるのは怖いので(自転車は85歳のときに取り上げました)やっぱり送り迎えのあるサービスがいいのですよね。

 

介護のお世話にならないように、この元気さを保つためにも、何かサークルに参加させてもらいたいんですけどね。

健康寿命を延ばすために、自治体は動いてるんじゃないんですかね。

たっかい介護保険料(大阪府民)を払ってるのに、これでは1円も還元してもらえないです。

 

ま、介護保険を使わないで済むのが一番なのかもしれませんが。

今ちょうど介護保険料のことが話題になってるので愚痴ってみました。