くちなし | 誰も知らない小さな劇場

くちなし


くちなしさんと会う日々が続いてます。


お互いに本気になっちゃいかんなぁと思いながら探り探りではあったけども、ちょっとはまっちゃいそう。


相手の欠点を見つける度に、

あぁ、この人は今まで理解されてこなかったんだなぁ。こんな性格にさせたのは環境のせいだなぁ。

とか思う。


自分が理解者でいてあげたくなる。

社会的地位も財産もなにもないけど、ステキな心を持っていて、ボヘミアンな彼。


この間、俺の子産んでほしい、と言われた。


口からでることの95%は冗談な彼だけど、
あれは、たぶん、本気。

私にはわかるのだ。


私がいなくなったらもう俺の相手してくれる人いないなぁ、と言われたけど、

これは半分嘘。

相手してくれる人はたくさんいると思う。
でも、くちなしさんの冗談を包んで許してくれる人がその中にどれくらいいるだろうか。

理解してくれる人はごくわずか。
私はその中の一人だ。

彼はそれに気づいている。


30代も後半なのに派遣だし、人を試すし、困ったひとだけど、私は気に入ってる。



ま、私に彼氏いるのに何言っているんだ、という話なんだけど。



くちなしさんが、女の顔のしわが好きと言ってた。

てっきり若い子が好みなんだと思ってたら、私は私だから好きなんだよと言ってくれた。



そういうところが好き。


生きたいように生きよう。