人生は選択 だって

気付きはじめました

進んだ道の先には

きっと

たくさんのカードがあるはずだと

そう信じていました

カードを増やすのは
他の誰でもなく この僕
自分の手を 前に 前に 差し出していかなければ
掴めないことを 忘れていました

ただ 時間を過ごしているだけでは
いけない いけない 何処にも いけない

今からでも 遅くないから
心の声を 信じて
もう一歩 あと一歩
reach for the sky


あの頃の僕は
いつも いつも 思っていた
「此の世に存在するのなら 価値在る 人間に 成らねばならない」と

不安な心に 嘘 ついて
震える身体を 欺いて
「価値在る僕」になる為に
ただ ひたすらに 走り続けた

僕には解る 感じるんだ
周りの"みんな" が嫌がるコト
それでも 進んでやってきた
厳しい道を 敢えて 選んだ その果てに

聴こえない
立てない
動けない

飲めない
食べれない
歩けない

呼吸さえも ままならない

「なぜ どうして 僕だけ…?」
「こんなんじゃ 生きる価値さえなくなってしまう」
暫くは 未来さえ見えなくて
絶望しか なかった


そんなとき 気付かされたんだ
あなたの暖かい 手の温もりで

僕が大嫌いだった 世界には
こんなにも 優しさが 溢れているコトを
当たり前なコトなんか
何ひとつ ないって コトを

あの時 決めたんだ
この道を 進んでいくんだって

あなたの心に 身体に
ほんのひと雫でも
平和を齎すことが 出来たなら…

今からでも 遅くないから
心の声を 信じて
もう一歩 あと一歩
reach for the sky