えー、先々月まで気合を入れて書いていた「マイク分配器の製作」なんですが、FTDX10,TR-851D,TW-4000,FTM-300Dではどれも正常に動くんですが、ちょっと前から、なんだかIC-9700を接続先にしたときのみ、[UP]キーが効かないというトラブルが生じるようになりました。
 また更に最近では、たまに[down]も効かなくなったりします。急に寒くなってきたからなんですかねぇ。
 ただ、分配器を経ずに直接マイクをIC-9700に接続すると、問題なく動作します。

 ということは、これはもしかしてアイソレーションのために使っているTLP-222Gのオン抵抗に問題があるな???と原因を想定、これを実測すると確かに、25Ω。ちょっと大きいですかね。。。デバイスのカタログスペックでは、標準25Ω、最大35Ω、飽和状態ならば50Ωとなっているのでありました。

 この端子(IC-9700の取説p21-2参照、マイクキー入力)には、UP-DOWNのほか、外部キーパッドを接続することができるわけですが、そうだとしても、470Ω、1.5kΩ、3kΩ、5.2kΩ、9.9kΩとショート状態を認識するだけなので、25Ωくらい、多めに見てくれればいいと思うのですけれども、まぁそこは何か、設計者の意図があるのでしょう・・・。

 そうであるならば、バイポーラトランジスタスイッチに変更しよう!・・・・となるわけですが、できるだけ回路を複雑にしたくないので、現在のところ、出力側がFETではなくフォト(バイポーラ)トランジスタとなっているものに変更するか、はたまたアイソレーションも視野に入れたON抵抗の小さい回路を増設するか、などなどを検討しているのでありました。

 これで試して、不具合が生じない回路になったところで、また続きを書いていきたいと思っております。

 え~、別に死んだわけじゃないです。^O^)""

(おまけ) タバコシバンムシ
 あ、シャックを襲ったタバコシバンムシの大群は、古くに貰った漢方薬の入った箱が原発巣だったというのは既に書いたとおりですが、これを廃棄したあとは、まだ一匹も見ておりません。
 そんなわけで、無線の方は再開しております。^^;