動物取扱業を持っている所には
管理センターから送られて来たであろう
販売された子犬子猫を環境省が調査した結果内容(詳しくは環境省のホームページに出てます)
これ私がペットショップに勤めている頃から
日々目の当たりにしていた事なので
あー、やっぱりか…だろうな。くらいの
別に驚く程ではないが
そういうペット業界の闇の部分を知らない
一般の方からすれば信じられない事なのでしょう。
今現在、わんこ、にゃんこには
幼齢の犬猫の販売等の制限
犬猫販売業者は、出生後56日を経過しない犬猫の販売、引き渡し、展示の原則禁止(犬については指定犬を除く)
という「8週齢規制」なる法律があるのです。
野菜やお魚、お花や牛さんなど私達の生活の中には競り市から仕入れをされるものが沢山あるのですが
ペットショップに並ぶ子達もオークションという競り市から仕入れをされる子がほとんどです。
今回
【そのオークションに出された子達の生年月日の曜日が偏っている】
そう、人意的に操作された確率が高いということ…
数カ所のオークション会場と怪しいブリーダーを調査したところ、結果はもう真っ黒でしたよー!!っていう報告書でした。
オークション開催曜日には56日過ぎてる操作をする為、開催曜日の数日前とかに合わせるので曜日が偏っちゃうというね…
中型犬、大型犬なんかは56日にもなると結構な大きさになりますし、チワワやプードルなんかは小さければ小さい程競り値がつりあがって高く売れるという…
そして行き着く先は
生年月日の偽装…
私もパピー達を送り出している身なので分かっていますが、産まれた日なんてこっちが書類に書いた日にちが血統書に記載されます。
あー、
この子この日に男の子何匹、女の子何匹のきょうだいと産まれましたよーって言う
こちらの証言だけ
もちろん確認なんかもないので自由に産まれた日は操作できます。
本当は12月22日産まれだけど、数日操作してクリスマス🎄産まれって事にしちゃおとか、おめでたい元旦産まれや、珍しい2月のうるう年にしよ♫とかね
産まれた日と操作したい日にちが近ければ近いほど分からないでしょう。
大手ペットショップは販売説明の時
生年月日の説明の時に「頃」をつけて頃を強調する所もありますし😆
で、最初の話しに戻します
「よく目の当たりにしてた」と
新しく入って来る子犬子猫ちゃんの中には、いや…もう誰が見ても56日なんて経ってないでしょうよ…っていう子がね
この店舗もオークション経由で入って来てました。
56日経ってたら、まず乳歯はあるんです。それが数本生えてるか乳歯すら無いか…
小さいだけのティーカップやカニンヘンは足腰しっかりしてるんだけど、
操作された子は足もヨチヨチ…
そんな子がよく混ざって居て、店長も「うわー…これまた(生年月日)いじってんな…」っていつも言ってた
店長的に、そういう子が入って来るとまず病気に弱すぎて気を張った状態、フードも別に用意しなきゃだし、酷い子は離乳食すら食べません!
いや知らないが正解か
朝ママの隣でおっぱい飲んでたら
急に連れて行かれる…とか想像できる
とにかくこの小さな命が消えないようにショップでも通常よりも気合いを入れてお世話をするわけで…
ショップ側も迷惑な話なんですね。
犬屋(繁殖屋)も悪い👎
ペットショップも悪い👎
それを買う人間も悪い👎
ペットショップで買うな!
ブリーダーに行け!!
保護犬を!
生態販売をなくせ!
ブリーダーも無くなればいい!
なんてよく目にしますが、
ペットショップの生態販売をなくしても
繁殖屋とブリーダーの違いを一般の方々が理解しない限り犬屋(繁殖屋)は無くならないと私は思います。
「私はペットショップでなんて迎えません!!可哀想な親が居るのを分かってますか?なのでブリーダーでお迎えしました💖」←あなたがお迎えしたブリーダーは本当にシリアスブリーダーですか?自称ブリーダーの皮をかぶった愛想の良い繁殖屋では無いですか?笑っていう話
表面だけ見て
悪徳ブリーダーは悪
ペットショップは悪
買う人も悪
と声にしている方
もう少し奥まで踏み込むことを
おすすめしますよ。
もちろん
きちんと愛情と責任を持って送り出しをやっている所もあります。
まず見極める目を!
繁殖屋とブリーダーの違いの話、
シリアスブリーダーの存在意義など
大切なお話は、また次にでも!