今日も一日のらりくらり | chachaのブログ

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日常生活の一齣を切り取って、皆さんにお届けします。

   傍でお邪魔虫

朝からシトシト雨が降っていました。

誰が来るわけでも無し、何処かに出かける訳でもなし、のんびり主人の本や書類と向き合っていました。

傍で段ボールの空いた箱に入ったり出たりして遊んでいる茶々丸と風子。

    

        邪魔なんですけどねえ。

    

小さい本棚に押し込んであった主人の本や書類が出してあるので少しでも整理をしていかなければと手をつけ始めましたが、矢張り途中で手が止まってしまいます。

 

     

 

     

  

      段ボール箱に茶々が入っていたかと思ったら次は風子が。

     

 

        またまた出てきました、村松さんの川の絵図が。

      

    川の絵図が完成するたびに送ってくださったので、まだまだあるはずです。

    暫らく眺めては本棚に差し込んで置いたので、整理してありません。

 

手にとっては眺めているばかりで、全く整理ができません。

慌てる事は無いので気が済むまで主人の遺して逝った本や書類と向き合って、当時の主人の生き生きしていた姿を思い出しています。

 

考えてみると、主人の体調がかなり悪くなり始めたのは、元会社の同僚で同じように絵を描いていた後輩が2021年の12月に突然亡くなった頃からかもしれないと思いました。

昨日の記事に紹介した 出そうと思っていたのに出せなかった年賀状です。

その後輩が亡くなった後、暫く主人の思考が変だったのです。

 

自分では葬儀に行けなかったので、御霊前をお仲間さんにお願いしたのに、

「○○君のお葬式に行かなかった。」

「お葬式は何時だったかなあ。」

「ご霊前は出したかなあ。」

と何度も繰り返して言っていたのです・・・知人にお願いして届けて頂いたのです。

「とうとう認知症になってしまったかなあ・・・。」

と私は心配していたのですが、2ヶ月ほどしたらその言葉を言わなくなって、知人が亡くなった事を認められる様になったのです。

 

考えてみるとその頃から、デイサービスに行く以外は、殆ど外に出なくなってしまいました。

あれほど好きだった外食も 全く行きたがらなくなっていたのです。

 

主人の物と向き合っていると、色々後悔することが出てきます。

でも今更どうすることもできません。