まっさらな春を待つ | chachaのブログ

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日常生活の一齣を切り取って、皆さんにお届けします。

            「黒澤風彦の世界」へ

     記事  01/30 風に吹かれて・今日も一日無事に

         01/30 風に吹かれて・まっさらな春を待つ

         01/29 風に吹かれて・S先輩と一緒に

         01/28 風に吹かれて・女子部の稽古                                                                  

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          寒い日が続きます


昨日のように太陽は辺りに輝いているのに、今日も寒いです。


風も吹いています。


どうやらこの寒さ、今週末まで続くようです。


ストーブ全開で部屋を暖めているので、灯油がどんどん無くなっていきます。


私一人の為に・・・と思うと、ストーブを点けるのももったいない。


でも、この寒さには勝てません。


病院は暖かいので、主人の部屋に避難したくなってしまいます。


まだあちこちに雪が残っていて、その雪に触れながら吹いている風は、


外に出ると私の身体に突き刺さってきます。


・・・・・・・今日の朝日新聞の朝刊  天声人語より ・・・・・・・・ 


先週の朝日俳壇に、清涼かつ揺るぎなき句があった。


  <大根引く大地偽りなかりけり>


作者の枝澤聖文さんが詠んだのは、土の力だという、丹精した畑は裏切らない。

手にする恵みの、何という白さ。

▼根菜の季節である。通年で出回るダイコンやニンジンも渋味を増す。

  サトイモ、カブ、レンコンあたりを乱切りにして炊けば、和洋中どんな味つけ

  でもうまい。地中で肥える野菜たちのほっこりとした土の匂いこそ、偽りなき

  大地の刻印だ。

     (中略)


▼寒あれば暖があるように、天地がもたらすのは災いだけではない。一周忌が

 営まれる頃には、南から柔らかな陽光が戻り、地の恵みを重ね着したタケノコ

 が出る。悲しみにひと区切りはないけれど、手を携えて前に進みたい。

 まっさらの春を待つ。   


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この記事の中略の所に、寒さに耐えたものには凛とした強さがあると、記して

います。


私も今、二度目の心の寒さを味わっていますが、12年前に極寒を味わったので、


今の寒さに耐えられるのでしょう。


そして私も、まっさらな春を待っています。