先ずは私信。木曜、連れて行ってくれた友人へ宛てて。楽しい場所だと思ったけど、ちょっと書きたいこと書くから不快だったらごめん。
興味がわいたから、着者のお店に連れて行って貰おうと頼んだら、丁度展示会をやるってんでそっちにお邪魔させて貰う事に。
会場に着いて、担当してくれるお店のひとに迎えられて中へ。全くこの店の雰囲気も実情も知らないまま、会場入り。
今までにふたつの呉服店の展示会へ行ったことがあって、そのどちらとも雰囲気は違うなってのが最初の印象。知らなかったこと、知れたのが良かった。
着者の並んだ会場はやっぱり壮観。
で。着るだけ、合わせるだけ、楽しむだけ、と言われるまま試着。これは今までにも体験した流れだなぁ…呉服の展示会って感じ、とか何とか思いつつされるまま着せ替え状態。勿論、自分もしっかり色んな着者を楽しんだ。
で。色々合わせた中で最後に持って来てくれた着者は確かに凄く良かったし、奇麗だし、持ってたら楽しかろうなと思うもの。でも。えらい長々居たけれど、購入せず会場を辞した。
何だろうなぁ、あのやり方って。根本、どうにも好きになれないなぁ…が、感想。
割とフレンドリーな若い店員さん、はっきりした性格、言葉、押し、強し。
上品な着物を着た妙齢の店員さん、物言いは柔らかい(京都人)がやんわり、強い。
先生、と呼ばれてた職人の先生、口べたながらプッシュ精神旺盛。
頼みもしないのに着者から肌着から帯ストール小物に至るまで全て、で金額提示されたら驚くって。
最初に言った「着て見せて欲しい、それが楽しみだから、それだけでいいから」は何処へ…?
とは言えこれ、別に批判じゃあ無いしクレームでも何でも無い。最初に「何も買いません」または「買えません」って一言でも言わなかった自分が悪いから。展示会なんてものは新作からお勧め、お買い得まで揃えて見せて、買って貰う為の場所で。当然ながら費用だって結構掛かってるもので。だからこそ商売の場なんだって分かってるから売ろうとするのは至極当たり前。でも、本当に見たかっただけだから、それを言わずにクレーム付ける気は、無し。
ただ、ジャンル違えど一応は、未熟ながらちょろっと接客業やってる自分。勧め方がなーんか気に入らなかったんだなぁ…。
「後悔して欲しくない」
これは、分かる。自分もお客様に言う言葉で、ほんと心から思うこと。
ただ、買わずに後から後悔しても知りませんよ、みたいなニュアンスがヤだった。
自分は逆に使う、買って後悔して欲しくないからゆっくり考えてみて欲しいって、考えて納得してのハッピーなご購入をお待ちしてますって。
着者なんて特に金額も高いし、この先ずっと使えるものだからこそ、こういう気遣いと言葉が欲しかったなぁ、と。
「もう出会えない」
これは引っかかった。最初はそれもそうかなー、とも思ったんだけど。
本当に縁のあるものは、逃しても何処かで出会えたり、同じメーカーの違うものに出会ったりして、繋がってる。一期一会と言うけれど、勿論、この展示会で初めて会えた工房の着者だから、着たものでなくとも、この先縁は繋げるんじゃないかな。双方の意思と心掛け次第で。
「ちょっと頑張るだけだから、頑張れない…?」
車のローンを24回で組んでて、あと10回くらい残ってる今の自分のおサイフ事情。ローンなんて聞こえはいいけど借金は借金、そんなものふたつもみっつも持つ気は無いので正直にそう言った時、この言葉。これは正直頂けない。36回とかで計算してくれて、ほらこんなに手頃だからと言われても、楽だって分かってても3年も借金してたくないと思ってしまうのさ自分は。…いつまで経ってもアタマかてーんですよ…。
「ウチの会社ノルマとか全く無いんで、凄く楽しいんです」
これ、どの店員さんにも言われて後からうんざりしてしまった言葉。だって正直なところどうでもいいことだろ。大概の呉服店にはノルマがあって、その為に売り方がキツイけど、ウチはそんなんじゃないんですよー安心でしょーと笑顔で言われてる気分になる。
ノルマがあっても無くても、売り方とか接客はそのお店によって、またそのひと個人によって違うから結局どういう風にお客様と向き合ってくかによるんだよ。だからそんなこと、わざわざ言わなきゃなんない事じゃない。
ま、頑固だし妙な拘りもあるから、の感想で結果だろうけどね。
面白かったし純粋に楽しんだ部分もあるからこその残念な気分と、色んな事教えて貰ったことして貰ったことへの有難う。それから、買えなくてごめんなさい。
さて。お店の方へ行ったらまたちょっと違うのかな、興味はあるんだけど、どうしようかって悩むところ。
同業者って何だかなー…斜めな見方しちゃってるんだろうなぁ、その点、本当にごめんなさい。