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みなさん、おはようございます。

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

突然ですがみなさん、地元の駅って階段ありますか?

大半の駅が階段がある駅ですよね。

 

最近はバリアフリー化などで階段ではなく、スロープなどが出来ている駅も多いかと思いますが、それでも脇に数段の階段がある駅などは存在します。

 

今日は、そんな「階段のない駅」が昔から存在している横須賀駅の紹介です。

 

 

  JR 横須賀駅

 

こちらが横須賀駅ですが、なんともレトロな雰囲気が出ていますね。

世間では令和ですが、この駅舎 昭和初期ですよね。

 

 

改札の前には、コンビニがあります。

 

 

 

改札を抜けるとホームです。

 

ごまかし一切なく、本当に階段が一段もないのです。

どうしてこうした構造になっているかをお伝えします。

 

 

  検証・階段のない駅の構造

横須賀駅は、二つのホームがありますが、1つは横須賀始発となっています。

もう片方は久里浜駅(横須賀駅の次の次)行きの電車のみとなります。

その為、横須賀駅は、ほぼ単線駅となっているからこそ、

道に真ん中にある駅でもないのに、階段が存在しない駅として機能しているわけです。

 

 

二車線ありますが、1車線は工事車両などが使う線路です。

 

横須賀駅の歴史は古く、大正時代から駅としては存在しています。

その頃から駅に階段は存在せず、

一説には軍港への荷物の搬入などを容易にする為天皇行幸の際に見下ろさないなどがあります。

 

 

 

  横須賀駅を使う場合

ここ横須賀駅は、現在も多くの方に利用されているのですが、京浜急行も並行して走っています。

そこで、多くの利用者は都内へ行く場合は、京浜急行を利用する人が多いです。

 

 

【比較1】

・横須賀中央 ー 品川:約50分(快速特急利用の場合)

・横須賀 ー 品川:1時間1分(逗子駅での連結等除く)

 

・横須賀中央 ー 横浜:約30分(快速特急利用の場合)

・横須賀 ー 横浜:39分(逗子駅での連結等除く)

 

次に、横須賀駅に近い京急駅は汐入ですが、こちらも比較してみます。

 

【比較2】

・汐入 ー 横浜:約35分(特急利用の場合)

→ 普通利用&金沢文庫で快特に乗り換えの場合も上記に近しい時間

・横須賀 ー 横浜:39分(逗子駅での連結等除く)

 

こうしてみると、京急の方が早いですよね。

JRと比べても京急は駅の数も多く、JRは久里浜で終わるのに対し、京急は三崎口まで走っていますから、京急に非常に分があります。

 

しかし、そんなJRでもこうした利用者が多いのではないでしょうか。

  1. 鎌倉、藤沢方面への利用
  2. グリーン車希望
  3. 千葉、成田空港方面までのんびり行きたい
  4. トイレがある電車に乗りたい
  5. 目的地が京急駅よりJR駅の方が近い
こうした理由のある方が利用される路線かと思います。
実際、僕も高校の頃は最初横須賀線使っていましたが、電車がよく止まっていました。当時の京急は悪天候であれ走る電車でした。
(最近の京急は人身事故でよく止まりますが・・・)
 
 
この投稿はむしろ、横須賀駅より京急の良さの方が際立つような記事となってしまいましたが、
レトロな雰囲気から、ゆったりとした鉄道の旅を求めるかたは、是非利用をお勧めします。
 
 
本日もご覧いただきありがとうございました。