ただいま死生学のさわりを勉強しています。

「死」と「生」人にとっての大きな意味を持つ

この学問はそう簡単に答えはないのですが…

 

その講義の中で

「おとむらい牧師隊」の活動をなさっている方の

お話を聞くことができました。

いろんな事情でお葬儀が難しい方々へ

寄り添ってくださる活動をなさっています。

クリスチャンでなくても寄り添ってくださいます。

https://fukuoka.bokushitai.org/

 

お葬儀といえば、葬儀場で

遺族、親族、友人、近隣の方、仕事関係…と

大勢の方に見送られるのが一般的な

イメージですが、いろんな事情で

ひっそりと見送るケースも増えてきています。

 

高齢者支援をしているときにも

「懇意のお寺がない」

「金銭的にお葬式を出すのが難しい」

「家族間の仲が悪く看取ってもらえる人がいない」

「身寄りがいない」ということがありました。

逆に遺族からも

「お金がなくて葬儀ができない」

「葬儀をしてあげたいけど助けてくれる人が

いなくてできない」

「さんざんな目に遭わされたから葬儀なんて

してやりたくない」とか。

 

様々な事情で「あの方どうなったんだろう…」と

心残りがあるままお別れすることもありました。

 

 

人にとっての最期。

どんな人生にも意味がある。

盛大でなくても

誰かからねぎらいの言葉ひとつ

あってもいいのではないだろうか。

 

 

直葬や簡易葬を否定する気は

ないけれど、(むしろ自分自身の

葬儀となればお金かからないように

してほしい)ちょっとそう思う。

 

そしてお葬儀って残された人々の

ためであるとも思う。

自分の生を見つめる機会でもある。

世界の美しさに気がつく時間でもある。

 

でも実際には誰かが亡くなった時って

混乱が主でホントにやることいっぱいで大変。

そういった時に遺族でもない、他人よりは近い距離感ので

寄り添ってくれる方がいると助かりますよ~。

 

ちょっと形は違うけれど、

流産したときに私たち夫婦以外に

悲しんでもらえないのがつらかったのかも。

そういった切なさもあった。

一緒に悲しんでくれる人がいたらまた

違ったのかな。

 

 

 

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ハル@ヒプノセラピスト

福岡で地道に不妊ピアカウンセラー・

ヒプノセラピストとして活動中です♪

シルバー・ライニング

silverlining-hypnotherapy.jimdofree.com

NPO法人fine

http://j-fine.jp/

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