そして、不思議だと思う。


劇団という集団。

劇、団なわけだから、

もちろん芝居をつくる集団なのだけど、

それだけではない、濃さがある気がする。


今まで、大小いろんな劇団を観てきた。

大きいところは結構ビジネスライクな感じもあるし、

さらにはシステマチックに動くイメージもする。

これでいく!っていうのが絶対論としてある。


で、それに比べて小さいところは、

それぞれがバラバラ、

けど、どこか緩やかな束ねがある。

それは居場所という意味なのかもしれない。


公演の度にものすごい喧嘩をする劇団がある。

「そんななら解散でもなんでもしちゃえばいいのに」

ともちろん思うのだが、

それでもそこは続いている。


演出が結構簡単に諦める劇団もある。

他の役者が不満を上げても、

なんとなく緩やかに公演をして、

そして、居場所として存在し続けている。


大きいところがいいという単純な話ではないけど、

もっとシンプルに、ストレートに、

もっとそれぞれの責任が必要で、

それぞれにそこで創る意義がほしいと思う。


それはもちろん、

ウチの劇団にも言えること。

ボクは劇団員の楽しい場所を保証するつもりはなくて、

ボクが創りたいから、今いるだけだ。


居場所が必要なら、

芝居じゃないモノで探してくれ。

もっと緩やかで、穏やかで

何も傷つけない、産まない場所でいいはずだ。


そんなことをぼんやり思う。

それでも、やりたいというのなら、

少なくともこの劇団でやりたいというのなら、

それなりのモノを示してくれ。


なんて、こととね

座長は沢山沢山劇団員にいつも言うのです。

もちろんそれは今回も、

泣いても、うめいても、執念をぶつける。


全ては舞台の上だけのこと。

そうだろ?

で、いよいよ稽古の週末がはじまるのです。



おうえんしてね。