シャブリの数学コラム #1 | シャブリの気になったもの

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シャブリの数学コラム #1

「ガウス平面」


ガウス平面の私なりの理解度はこんなもんですと、ちょっと書いておこうかな。


>>今度のガウス平面は難しい!

という、タベシさんのコメントに、あぁ、記事内、または、番組内でも

その説明は大してしてないなぁ、と思いまして、その補足のつもりです。


断っておきますが、もう手元に数学の教科書などはありませんので、

これ以上の突っ込んだ内容はフォローできませんのであしからず。


虚数を扱うのは、高校と大学の間ぐらいのレベルなのでしょうか。
まあ、虚数"i"というのは、2乗すると"-1"になる仮の数字って
感じでイメージするといい知れません。

(定義としては、2乗すると-1になる虚数根)


ここで、虚数を含んだ数値(複素数)の表わし方として、 
 (A + B i ) というあらわしかたがあります。


Aが実数部の定数倍の値を (A x 1 ということ)
でBが虚数部の定数倍の値を ( B x i ということ) と表わし、
実数部と虚数部は、独立している(合わせることが出来ない)ので
それぞれを、横軸、縦軸として、表わしてみると、
複素座標(X+Yi)が出来るわけです。

面白いのは、座標はふつう(X,Y)とカンマで区切りますが、
複素座標の場合は、(X+Yi)と足し算で表わしても大丈夫ということ。
そして、(X+Yi)の値は、1つの値として扱えるということ。
(つまり、複素座標というものは、成分分解したようなもの)


今回の問題の場合は、90°回転をさせることから、複素座標は便利です。


実数だけの座標(X , Y)を、原点中心反時計回り90°回転させると
XとYの値が入れ替わって、さらにYの値(X軸の値)にマイナスが付く。
(X , Y) → ( -Y , X )
これが、虚数を含む複素数だと、iをかけるだけでOK。
(X+Yi)x i → Xi + Y( i x i ) → Xi + ( -Y) → -Y + Xi
と、簡単にXとYの値が入れ替わって、Yの値にマイナスが付いた!

便利でしょ。


つまり、複素数を実数と虚数に成分分解して、それぞれの成分を軸にとって、
一つの複素数の場所を図示できるのが、

複素平面(ガウス平面)といえるのではないでしょうか。 
私もここまでぐらいしか理解してませんが・・