私が小学校1年生の時に開業し、4年生のときに「詐欺」に遭いました。父にも油断や、慢心はあったと思うのですが、犯罪の被害者ですので、やはり可哀想に思います。その後、5~6年しか持ちませんでした。。中学3年の卒業式が終わった後、倒産しました。(正確にいうと、借金の方に商品を全部持って行かれ、仕事ができなくなりました)。

その間の5年間は文字通り「火の車」「自転車操業」の連続でした。不渡り手形をださないように、

連日「お金貸してもらわれへんやろか?」

と電話の日々、父は当然ですが、母も毎日のようにそんなお願いの電話をしていました。。。

 

辛かったと思います。

そんなことをするために結婚したわけではないでしょうから。

 

私も「倒産する」ことが分かっていたなら、公立高校に進学していたのです。両親は「好きなところへ行ったらいい」というので、少しでもレベルの高いところと思い、結構有名な進学高校を専願受験し、合格した後のことでした。

 

父はその後2年間は勤め人で生活を維持していましたが、私が高校2年の時に辞め、その後定職つかず、家事を少し手伝うくらいで、プラプラしていました。そして母が水商売に働きに出たんです。。