・笑福亭喬路「道具屋」
・月亭秀都「桃太郎」
・桂三語「青い瞳をした会長さん」
・シンデレラエクスプレス(漫才)
・笑福亭生喬「辻占茶屋」
〜仲入り〜
・林家染吉「金明竹」
・露の団姫「お血脈」
・笑福亭鉄瓶「替り目」
久しぶりの喜楽館
余裕をもって家を出たけど
人身事故の影響で
電車が動かず
焦りましたが
色々と乗り継いで
なんとか
ギリギリ間に合いましたほっ
⚫︎喬路さん「道具屋」
フレッシュな若手の噺家さんです
「珍(ちん)なモノ」のくだり
勘違いがおもしろい
のこぎりを品定め
焼きが甘いと言われ
ペロって舐めるとこ
ぷぷぷーっ
後半になるにつれ
どんどん面白くなりましたが
本日は
半ばで終わり
これからが楽しみな噺家さんです
⚫︎秀都さん「桃太郎」
桃太郎の話しをする息子
おませで賢い
妙に説得力があって
父も我々も
話しに聞き入り
心から感心する
この息子
ええ話しをするのよ
為になるわー
秀都さんが
年号をスラスラーと言うところ
すばらしかった
拍手の催促も
なかなかカッコいい
(さすが10年目!)
心から手を叩く。パチパチ
最近は大人の方が
素直でかわいいんちゃうん
みたいなオチでした
⚫︎三語さん「青い瞳をした会長さん」
この演目は久々です
星バックスのメニューを
噛まずに言えるのが
いつ聴いてもすごい
声もよく通るし
息継ぎせんところもいい
父とうどん屋のくだり
面白さが増して
えーっと
何か変わったのかな…
なんともなかったところが
いちいち面白い
言葉の厚み?
経験とか努力とかが
見えない力になって現れる
時期ってあるね
とほほーな心情のところ
文枝師匠と姿が被った
やり慣れた演目だけど
基本に帰ろうとしたのかな?
うん
先に進むには
基本に帰るのが得策
時うどんと
この演目を聴くと
うどんが恋しくなるわ
フランス人のご近所さん
挨拶するのを嫌がる父ですが
覚悟が決まれば
割とにノリがいい♪
オチも安定
あー
そばもいいなぁと
思えるお噺でした♪
⚫︎シンデレラエクスプレスさん「漫才」
お二人を見ていて
もう
立ち居振る舞いが
どこをとっても漫才師さんなのです
立ってる姿勢を見るだけで
面白そうと思ってしまう
子供がマイクに向かって
謝るシリーズ
めっちゃ好き
友達の女の子に謝る
ママに謝る
お兄ちゃんに謝る
言葉は同じでも
意味がちがーう‼️笑笑
すごーく、楽しかった
⚫︎生喬さん「辻占茶屋」
射手座のB型だそうです
鳴り物に唄
掛け合いがおもしろい
ゲンやんと梅乃
心中をするふりは
気持ちを確かめるため
橋の上
なかなか
飛び込めないので
お互い別の場所から
石をぽーんと投げる
暗闇の中
音だけ聴いて
相手の気持ちを知った気になる
自分だけが
生きて帰ったつもりだったのに
店の前でばったり会う2人
気まずーい
あれれー
思わず出た言葉が
おもしろいね
死んでませんてなオチでした
⚫︎染吉さん「金明竹」
でっちの定吉さん
傘だとか猫だとか
借りにきた人への
断りの入れ方を
旦那さんから習うんだけど
断りの内容を
履き違えて
おかしな事に
習った通りに
大真面目にいうので
聞いた方は
ちょっとビックリだわね
猫に関する断りは
エグいし面白い
旦那さんへの頼み事
難しすぎて
何度聞いてもちんぷんかんぷんだけど
かわずにかけたオチは
なるほど!と
気分スッキリ
⚫︎団姫さん「お血脈」
極悪非道の悪いヤツが集まる地獄
最近は人気がなくなり
開店休業
原因は
善光寺の
どんな罪を犯した人も
額に押すと極楽浄土へ
行くことができる印のせい
このままては
鬼達にも
給料が払えない
そこで
地獄にいた
石川五右衛門が
善光寺まで盗みにいくことに
五右衛門ってば
印をみつけたら
すぐ盗んで帰ればいいのに
ノリでうっかり自分も
額に
ペタンっと押してしまったもんだから
地獄に帰れなくなっちゃったー笑
(気持ちわかるけども!)
地獄のお噺なのに
全く怖くなーい
楽しいお噺でした
⚫︎鉄瓶さん「替り目」
マクラは
酔っ払って締め出し
公園で同じ境遇のお友達ができた思い出
いきなり
笑かしてくれました
お噺は
いきなり
ペロンベロンの酔っ払いが登場
俥屋さんとの
やり取りが面白い
鉄瓶さんの酔っ払いキャラは
超明るくておちゃめ
目が離せません
始終ご機嫌さんな言動に
つい笑ってしまう
よくできた奥さんがいて
呆れながらも
手慣れた感じで相手をする
長年連れ添った感が
微笑ましい
側から見てたら
面白いけど
うどん屋さんは
ほんまに気の毒でした
演者の皆様
お見送りもありがとうございました