2024.04.15 白酒ジャックⅩⅩⅥ
・ご挨拶
・桃月庵白酒「粗忽長屋」
・桂健枝郎「羽織」
・桃月庵白酒「笠碁」
〜仲入り〜
・桃月庵白酒「抜け雀」
半年ぶりの白酒師匠の落語会
張り切って行ってまいりました
押忍
インバウンドの影響で
道頓堀はえらいこっちゃな
混雑ぶりだと予想して
現地に早めに着きましたが
意外にも空いてました
やーっと
突進するつもりでしたが
拍子抜け
かに道楽の前で
写真を撮る余裕もあるぐらい
へー!かにまん?
こんなんあるんや
かに好きさん、いかがですか?
半年前は
きゃー白酒さーん❣️と
ミーハーぶりを発揮しましたが
ワタクシもね
落語ファンとして
ちょいとばかり
落ち着いたようです
成長しました
現在は
リアル白酒さんを見て
ニタニタするぐらいですのよ
ワクワク♪
期待感MAX
⚫︎白酒さん ご挨拶
やたらと
吉田食堂さんをいじってはりました
新聞に載ったんだって
落語会は儲からないのに
よくやるよーみたいな
好きじゃないと
やってらんないよみたいな
吉田食堂さんとの
深い絆を感じました
白酒師匠
大阪へようこそ
吉田食堂さん
これからも頑張ってください
そんな感じで
落語会のはじまりはじまりー
⚫︎白酒さん「粗忽長屋」
一発目、粗忽長屋
キター♪
白酒さんの美声は健在
おバカキャラの
喋り方がキュート
かわいい
お噺も
わかりやすい
でも
客席のぽかーんは
否めないですが
そこが良いのです
アニキより
熊公の方が
若干
しっかりしてるイメージ
ちょいと新鮮
アニキ
最後は大混乱
ワタシはだれ?
ココはどこ?
がんばれ!アニキ
そんなオチでした
⚫︎健枝郎さん「羽織」
羽織姿の健枝郎さん
落語に出てくる
どこかの若旦那さんっぽい
マクラにて
白酒さんとは
同じ早稲田大学出身とのことで
大学にいい伝えのある
「一流の定義」について
語ってました
暇はあるけど
お金のない若い衆
金持ちの若旦那が
遊びに連れていってくれることに
きーやん
羽織がいるので借りに行く
そこの奥さんに
葬式で着ると嘘をつき
借りようとするが
誰が死んだのと詮索され
なかなか貸してはもらえない
うまく羽織は借りられるのかな
苦し紛れに言ったセリフ
そりゃそーだなオチでした
わろた
⚫︎白酒さん「笠碁」
囲碁友達の2人の男
レベルも一緒だし
いつも仲良く囲碁を打つ
今日こそは
待ったなしのルールを適用と決めたが
意地を張って
大げんかになる
絶交してから数日後
雨が降る日に
お互いが
囲碁友達の事が恋しくなる
けれど
絶対に会わないと
これまた
お互いに意地を張り続けている
暇だからって
囲碁の相手は
誰でもいいわけじゃないんですよね
やっぱり
唯一無二の
囲碁友達が良いのです
忘れ物を取りに行くと言う
大義名分のもと
雨の中
囲碁友達の様子を伺いに
いそいそと出かけるんだけど
お互い気づいてるのに
ウロウロするだけで
なかなか家に入れない
このあたりのくだり
いいなぁ
落語にはめずらしく
心理描写が繊細
わかるわかる
でも、じれったいの繰り返し
2人の様子も
大真面目で滑稽で微笑ましい
結局仲直りして
高鳴る気持ちを抑えながら
囲碁を打つところもいい
甘いもの好きだから
用意してあげたりね
碁盤がびしょびしょに
なったのは
笠をかぶったままだから
それとも…
うれしくて
流れる涙なのかな
梅雨の季節に
思い出したい
ほっこりと
ステキなお噺でした
⚫︎白酒さん「抜け雀」
マクラ
駕籠かきは悪いことをする奴が
大勢いたようで
悪事についての説明などを聴いて
ほんまに悪いやっちゃな
と思いながら
お噺が始まりました
あるお客の若い男
お金もないのに宿に泊まり
宿代のかわりに
屏風に雀の絵を描く
朝になり
その雀達が屏風から抜け出し
チチチチッと
餌を啄ばみにいく
それか評判になった宿
屏風にも高値がつく
白酒さんの
スピード感ある語り口調と
しんみりさせる暇もないくらい
笑いどころがふんだんにあって
どんどんとお噺が進みます
宿屋の主人が面白い
ええキャラしています
この演目は
人情噺なのですが
ずーっと笑ってしまい
あれれーな感じ
謎の紳士が書いた籠
それを見た
若い男のセリフ
父へのリスペクトもいい
最後に
全部がつながって
なるほどと
ポンッと膝を打つ
そんな
キレイなサゲでした
人情噺をも笑わせる
白酒師匠の
世界観を堪能しました
楽しかった
太郎君の横らへんには
道頓堀タヌキがひっそりとおりました
(今まで気づかなくてごめん!)
次回、白酒ジャックは
10月に喜楽館で開催だそうです
同志よ!
次は喜楽館に
突進だ!
やー