2024.03.24 未かん寄席39th(割烹 未かん)
•トーク
・桂三語「竹の水仙」
「蜆売り」
だんだん春めいてきました
まだ肌寒いですけど
確実に春はやってきてます
そんな日に
三田市まで
お弁当を食べに、いえ
落語を聴きに行きました
お弁当も食べたけどねー
どちらもサイコー
⚫︎トーク
次回、40回目のゲストについて
誰にお越しいただくのか
苦労話なども含め
おもしろおかしく
興味深いお話しを色々
⚫︎三語さん「竹の水仙」
私、甚五郎先生が
べらぼうに
好きなので
竹の水仙が始まって
かなり
ニタニタしてしもた
「ねずみ」の甚五郎先生と
「竹の水仙」の甚五郎先生は
同じキャラとは思えないくらい
登場の仕方が違う(と思う)
竹の水仙では
宿でお金も払わず
毎日
お酒を呑みまくるという
自堕落な感じ
けどその方が
後でカリスマ性が際立つね
自分が作ったモノの
価値をよく知っている
甚五郎先生の余裕さ
やっぱりかっこいい
キラキラした
朝日を浴びて
パッと咲く
竹の水仙
さぞかし美しいんだろうなーと
自分の心も
キラキラしたつもりでいましたが
この水仙が
高く売れて
すぐに
よっしゃーな気分になってしもた笑
(キラキラはどこへ?)
こんなアタクシですが
甚五郎先生に
文句を言ってた
しっかり者の
宿屋の奥さんのオチの一言
乙女チックで
意外でしたが
めちゃくちゃ好きです
三語さんの
丁寧なサゲはホンマに気持ちいい
落語はこうでなくちゃと
思いました
⚫︎三語さん「蜆売り」
尺的に無理やと思ってたので
竹の水仙の後に
この大ネタが来るとは
びっくりでした
なんて贅沢な落語会なの
三語さんの意気込みを感じます
ここのところ
蜆売りを続けて見てますが
落語はナマモノ
日によって
演者さんが
どこか仕掛けてくるところを
変えてくるので
そこを見つけるのがおもしろい
今日の蜆売りはかなり良かった
おっちゃんのシブさ復活
どんどん良くなってる気がします
掛け合いのテンポは良いままで
おっちゃんの
じっくりと深みのある間が
アクセントとなって素晴らしかった
キャラ達の
感情が動くのが伝わった
それぞれのキャラが
ブレずに
魅力的になってました
緩急のゆっくりさが
良いアクセントになってるからこそ
はやいところも
際立ってたと思います
子供は健気で
かわいいけど
おっちゃんの優しさに触れて
辛いところは辛いって
つい本音を言うところ
今日も泣いた
泣くとこやし
しゅーないわーと思ってたら
まさかその後にもっと泣かされるとは
子供がありがとうって
ニッコリ笑って泣くシーン
去年の蜆売りは
可愛らしい子供がかわいそうにって
いう感じだったけど
今年は進化しています
辛いけど
それだけで泣くのではなく
優しさに触れてありがとうの涙
子供の複雑な心情もよく伝わった
泣きながら
クマのブレない言動に笑わされて
クマと子供のシーンは
オアシスみたい
ホッとする
ええ落語やなーと我に返る
泣いたり
笑ったり
良い落語を聴かせていただきました
ありがとうございました
次回の未かん寄席は
40回記念 5月26日(日)です
ガーデニングが趣味のご近所さんが
ミモザの花と
ユーカリの葉っぱを
くれたんですうれしー♪
桜もいいけど🌸
春の花は色々あります
クリスマスローズも
冬ではなく春の花だって
同志よ!
落語の演目でも
季節を感じるよねー
これからも
楽しみやー
まったねー