2025.01.01 新春特別公演 夜席(繁昌亭)
元旦の繁昌亭。
たくさんの人々と
楽しい時間を
共有させていただきました
本年もどうぞ
よろしくお願いします
⚫︎三度さん「牛ほめ」
繁昌亭で三度さんの古典落語を
聴くのは
ものすごく久しぶりです
三度さんの存在感に
いつも圧倒されてます
個人的に
パワーみなぎる
創作落語が大好きなんですが
今日の古典落語
ものすごく洗練されてて
楽しかった
節穴にお札
最後のオチもわろた
え。そこの穴にもですか?笑
トップの
三度さんのおかげで
客席は
ホッカホカです
⚫︎佐ん吉さん「時うどん」
高座で佐ん吉さんを拝見するのは
初めてなのですが
佐ん吉さんって
見ようによっては堺雅人さんに似てませんか?
だんだん半沢直樹に見えてきました
とてもお上手な
時うどん見せていただきました
自分は
お正月から贅沢な時間を
過ごしてるよねーと実感♪
抑揚の付け方などすばらしい
クリアで心地良い声です
テンポも良く
最後まで
時うどんを堪能させていただきました
⚫︎三扇さん「引き出物」
三扇さんの小さな体から
まっすぐ届けられる言葉は
良い意味での裏切りもあって
めちゃくちゃ楽しい
舞台はキッチンの収納庫
結婚式の引き出ものの鰹節
オブシとメブシ
新入りとしてやってきた
メブシがなんとも色っぽい
三扇さんの女性役の
演じ方が好きで
以前観た「女医さん」も素敵だったけど
今回のメブシも好き
収納庫での
コーヒー、ツナ缶、
かつおパック達の
何年も日の目を見ない哀しい日々を
固形石鹸が語る笑
擬人化の世界と
引出物あるある
哀しいやらおかしいやら
メブシとオブシはどうなるのか
鰹節って基本
削るものだよ?なオチ
せめて外の世界を
堪能できるといいね
⚫︎ 松旭斎小天正さん「手品」
ベタな手品なんですが
しゃべりがおもしろい
鳩は鳩でも、ん
なんか違うぞ!
今日は暑いねーといいつつ
鳩をハンカチに変えるとこ好きすぎます
本場タイで買った高級スカーフが素敵
パンチのきいた500円玉の行方は?
退場するまで
目が離せません
⚫︎ 文太さん「厩火事」
文太さんの上品な話し方が
良いですねー
髪結の亭主
女房に働かせて
自分はぐーたら
女房かお皿か
どちらが大事
女房は
一か八かのお試しをする事に。
ちょっとハラハラしながら
見守ります
良い意味で裏切られ
一瞬 嬉しくなったものの
なんだとぉみたいなオチ。
正直者のダメンズ登場みたいな
お噺でした。
もやもや笑
⚫︎佐ん吉さん、ひろばさん「戸板返し」
ダンシング対決
佐ん吉さん、がんばって踊ります
ひろばさんは、おサボり
交互に戸板の後ろに隠れたり
出てきたり
最後はバレちゃってました
やりとりが大真面目で
面白かったー
⚫︎枝三郎さん「まんじゅう恐い」
サクサクとみんなから
嫌いなものを聴取し
サクサクと
饅頭を部屋に投げ入れ
殺人事件のくだりを
丁寧にされていました
(ここらへん、めっちゃ好き)
枝三郎さんの
ホンマに
美味しそうに
色々な
饅頭を食べるところも堪能して
なんかねーもう
見てる方も
饅頭の口になってるもんで
このお噺のオチのところ
今はそれがこわいよねーぜひ
みたいな気分になりました
⚫︎文枝師匠「想い出は記憶の中にだけ」
久しぶりにこの演目を
拝見しました
すごい
ところどころ進化してて
以前より
もっともっと面白くなってました
八木さんと河村さんの
隣同士で座って会話するシーンが
大好き
顔近いよねー笑
シニア川柳も
なかなかのものです
文枝師匠の間が
なんとも言えない世界観を
醸し出しています
河村さんもミニマリストになって
せっかく断捨離したのに
最後の最後に
ゴージャスすぎるギフト
八木さんに
なんでやねん!って
ツッコミんでしまいそうなオチでした
師匠の落語が
今年もたくさん聴けますように
今年も
落語界がもっともっと
盛り上がりますように
元旦の師匠
後ろには、佐ん吉さん
右側は、文路郎さん。
お弟子さん達も新年の為
正装でズラリと並んではりました
その割には
写真少ない