2023.11.26 夢見る二人会 ゲスト桂文鹿(繁昌亭)
・対談(文枝師匠&文鹿さん)
・桂三語「青い瞳をした会長さん」(三枝 作)
・桂文鹿「俺たち暴走族」
〜仲入り〜
・桂文枝「初恋」
本日は
日本一長いと言われる
天神橋筋商店街でケバブを食べてから
繁昌亭 夜席 文枝師匠の
夢みる二人会へ行きました
人参かと思いきや
オレンジ色のタイ米でした
ビックリしたけど、綺麗な色です。
何で着色されてるんだろう?
このお店
ケバブのファーストフード店なのですが
店員さんもお客さんも
みんな外国人の方ばかりで
日本に居ながら
海外旅行の気分が味わえます
興味のある方はどうぞ!
お味も海外風です (ご留意ください!)♪
https://place.line.me/businesses/171759264?gasc=breadcrumbs
⚫︎対談(文枝師匠&文鹿さん)
師匠、下手からにこやかに登場
上手ばかり見て心待ちにしていたので
意表をつかれました
文鹿さんの着物がいい
斬新なデザインです
濃紺に白
胸2匹の鹿🦌
左腕には「鹿」の文字がどーんっ
これは自分にとって
刺青のようなものとの事
金さんの桜吹雪みたいなもの
同デザインのTシャツを
文枝師匠にプレゼント
え
このTシャツ
かなりかわいいんですけど
着てみたいかも?
文枝師匠は、受け取りながら
「来て行くとこないけど〜」と
わざと困った顔をして
笑かしてはりました
客席にも、同じデザインのパーカーを着ている人がたくさんいる
応援団の方々ですか?
文鹿さんは
「一緒に戦う仲間」とおっしゃってました
熱い志の仲間なんですね!
ほほーぅ。
熱血好きな私としては
こういうのワクワクしますね
でも一体何と戦っているのでしょう?
組織では生きづらくて
抜けたけど
ファンクラブという新しい組織を作ったんやなと文枝師匠のつっこみが入ります
文鹿さん、なんで落語協会を
辞めたのか?
複雑な胸の内を吐露
静かに聴く文枝師匠
温かい空気を纏っていらっしゃいます
師匠の差し出す手、握手
仲直り
緊迫した状況を皆で見守る
拍手
なんか感動したんですが
あのー
過去に何かあったんでしょうか?
すみません
ちょっと抽象的なところもあったりで
把握できないままですが
何もわからず感動してました
またまだ新米落語ファンですんでね
辞めたとか、謝るとか。
何があったの?
(教えて!R先輩!)
わからんなりに
トークは楽しかったです♪
⚫︎三語さん「青い瞳をした会長さん」
登場するなり
「やりにくい」というてはりました
楽屋も特殊な空気感みたいで。
そんな中
場内を落語モードに変えるべく
三語さん
師匠作の演目で落語会スタート
日本は生きにくくなった
横文字が飛び交ってる
うどん屋で愚痴る男
名は、林かつや
うどん屋のメニューも驚きの工夫が
表に英語表記
裏には日本語
表が英語になる時代になったのかと
気付かされたり
(まさしく、今日行ったケバブのお店も
英語のメニューやった)
男が住む東どぶ池町の会長に
フィンランド人が選ばれた
2023年の幸福度ランキング
フィンランドは6年連続で1位なので
この会長さんが選ばれたのも
ナイスな選択だったかもしれません
裏に越してきたフランス人
言葉も通じないし
価値観も違うし
最初は拒否反応を示していた
林かつや
でも本当は
今
日本の古き良き言葉も文化も
どんどん忘れられてしまいそうな
危機感があるのも確かです
海外からきた
日本を好きでいてくれる
青い目をした方々が
逆にたのもしく感じました
想いのこもった
古くからの習慣を
大切にするという
オチのまさかのミスマッチに
思わず笑ってしまいますが
こんな時代だからこそ
胸に刺さる
すばらしいお噺だと思いました
空気はしっかり
落語モードになりました
あの空気感を変えてしまう
三語さんの
ええ腕を見せてもらいました
ナイス
⚫︎文鹿さん
マクラ
元舞鶴の暴走族 笑福亭飛梅さんから
教わった色々
バイクのアクセルを使って
ブイブイとリズミカルに
音を鳴らすのを〝コール〟とか
関西では
〝いわし〟といったりするそうで
YouTubeで探すと
ホンマのいわしが出たりしますけど笑
お噺は
昔、暴走族でブイブイいわした仲間が
50年の時を経て
同窓会をするというもの
色々なキャラが登場
お気に入りは
とさかの坂下
昔はチャキチャキのリーゼント
現在は
ハガタカとか言われちゃってます
チェッカーズの
歌詞のまんまの
ヤンキー青春時代
50年の月日の経過は
残酷なモノです
途中、文鹿さんの
セリフが飛んでしまったような箇所があって
少しハラハラしましたが
これも計算でした
50年も経つとボケたり
するんだぞ!的な
でも熱い気持ちがよみがえり
もう一度
昔を思い出して
みんなで
白いツナギを来て
背中に念仏書いて
イレブンスリー(11月3日)に
集合することに
暴走行為を
パトカーの警察官2人組が発見
若者かと思ったら
老人の集団
地元の顔見知りのおじさんもチラホラ
とまれー
弁当屋の弁当買わへんぞ
パトカーのマイクで
いうたら止まる
それなりに
みんなキチンと生活していて
お弁当屋を営む者も
営業に支障が出るのを恐れ
聞き分けがいい
オチの言い訳に
妙に納得
白いツナギと念仏はそういう事か
文鹿さんの
テンポの良さと
おちゃめな世界観
楽しかったです
⚫︎文枝師匠「初恋」
マクラ
文鹿さんは、どういう子供だったか
文鹿さんのキャラクターに
興味津々のようです
NGKの帰り道
子供に絡まれた話などなど
お噺は
野球を頑張り
お母さん、おばあちゃんと
家の天ぷら屋さんを手伝う
親孝行な男の子
山田君が登場します
授業にて
島崎藤村の詩「初恋」を
空んじる
国語の芥川先生
(ネーミングがいいね)
クラスメイトの
聡明な女子
マツキさんが山田君の彼女
2人で
芥川先生の恋を応援をすることに
良い感じの
英語の藤先生を
誘う計画(リサーチでは勝算ありそう)
USJとTKG わろた
初恋を空んじるように
山田君が恋の指導
先生と生徒の立場が逆転
2人共、良い子達やね
うまくいきますようにと
見守ります
頑張れ!芥川先生
さて
先生の恋の行方は
初恋って
いつの時代も
切ないもんですな
ええお噺
聴かせてもらいました
最後は
師匠のほんわかした落語で
番組終了です
夢みる二人会
今回が最終回だそうで
過去に何があったのか
わかっておりませんが
文鹿さんは
ラストにふさわしい
ゲストだったのかな?と
思いました
文枝師匠の懐の大きさを
感じましたし
文鹿さんという噺家さんの
魅力も伝わりました
今日
皆さんと楽しい時間を共有できて
大変幸せな気分です
ありがとうございました
文枝師匠のお弟子さんの
(左から)健枝郎さんと三語さん
良い笑顔です!ありがとー
文枝師匠
お忙しそうだったので
お写真は隠し撮り風になってしまった
スミマセン
本日も大満足な
繁昌亭でございました♪
楽しかったよーん
ではまたねっ