高知の楽しみ | 雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~

高知の楽しみ

 
 高知県の魅力の一つ 川遊び。

 

 もう10年くらい 毎年 夏になると

 高知に 泳ぎにやってくる岡山の友人がいます。

 (私に会いに来てるのかと思いましたが、

  何年目かに「私の川が目当てだったのね!!」と気付きました。)

 
 皆勤賞です。

 高知人でも 町住まいの人や、いい年になった人は

 めっきり川で泳がないというのに・・・

 一年に一度は高知の川に入らないと気が済まなくなった女 エリ。

 

 
 今年も 9月頭、友達をつれて エリ来高。

 (エリは他人にも 川泳ぎのすばらしさを 力説します。

  そして 泳がせます。川の伝道師)

 昨年からのお気に入り川泳ぎスポットへ。

 

  
   $雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~ 入念に準備するエリ。
   ↑すごいナイススタイルの友達。

 

 
 私は 軟弱な田舎育ち。

 子供の頃から 夏は毎日泳ぎに行くものの

 誰よりも早くふるえながら 川からあがるタイプでした。
 
 
 今も そうです、ちょこっと 泳いだら

 河原で 風にあたったり お茶のんだりするのが最高。


 そんな 私を しりめに
 
 ゴーグルも 装着し、川を堪能する エリ。

 いつも 泳ぎすぎて、体が冷えて 頭痛になったり吐いたりするエリ。

 ・・・ 何が彼女をそこまで駆り立てるのか・・・。


 
 大学時代、すでに川泳ぎにはまっていた彼女と

 川のそばで育った私は、

 夏になると 他の友達も交えて岡山の川でも泳いでました。

 (あまり岡山では 川泳ぎはメジャーでないようでした。)


 川で火をおこしてカップ麺を食べたり、

 アブに追いかけられたりしたものでした。


 
 二十歳を超えて カップルやファミリーでもなく 

 本気で川で泳ぐ (もちろん顔を水につける)

 女子もしくは男子はあまり見ない気がします。

 海にはいっぱいいるのに。

 「気持ちいいのに 不思議やね」

 と、二十歳そこそこで すでに「女子の王道ライン」に

 乗れていない 自分たちにうっすら気付く私たち。


 


 ともあれ、

 今年エリの連れて来た もともと海派の先生(あだな)も

 「川もいいね~。」

 と エリよりも 泳いでいました。

 「じゃろ?川はええんよ!」

 と 得意げなエリ。 川の主かなんかみたいです。


 河原に水着でねっころがって きれいな川と山に囲まれて

 風が気持ちよく吹いて。ああ、いい気持ち。

 自然と三人とも

 「川っていいねー。」

 と つぶやく。

 



 
  $雨だれとガジュマル ~いのうえさとこ~


 夜は ひろめ市場で飲み。

 岡山人のエリ。大阪人の先生。兵庫人のアベイベ。 

 高知人の私。で 

 「くじら」「うつぼのたたき」「ちゃんばら貝」

 と、ザ高知のオンパレード。

 久々に ひろめもいいな。

 
 真剣に高知移住を考える エリと先生。

 
 

 昔 あったキャッチコピー

 「国民休暇県 高知」

 私、これ結構好きだったんですけど。

 「国民が休みに来る県」

 

 最近聞かないのは、

 「他になにも無いっす。のんびりできるだけっす。」

 「ついでに 県民も休んでます、てへ☆」
 
 みたいな 感じが駄目だったのかしら?

 私の周辺では「いろんな意味で高知っぽい」

 と、好評だったのに。

 実際がどうでも のんきそうでいいのにな。


 

 高知においでの際は「川遊び」お薦めです。

 (くれぐれも 水の事故にはご注意を。

  ゴミのあと片付けも忘れずに。)